NewsLetter
2023年3月号 惣菜向けJFSA商品
■境港サーモン
3月28日(火)~5月中旬まで水揚げ予定!
日本海の荒波で育った銀鮭は、適度な脂乗りで身の締まった魚に仕上がります。高鮮度な状態で活〆処理した銀鮭なので、臭みが少なく身質が良いのが特長です。
ラウンド〈約7.5kg〉 [不定貫] [冷蔵]
<サイズ目安>
・3月下旬~4月上旬 1.4kg~1.6kg
・4月下旬 1.6kg~1.8kg
・5月上旬~終了 1.8kg~2kg
フィーレ〈約5kg/ケース〉 [不定貫] [冷蔵]
※600g前後/枚
※カマあり、腹骨あり、ピンボーン(小骨)あり、
ウロコなし、ヒレなし、脱気個包装
■おすすめさんれい製品
※写真はイメージです。
境港サーモンのクリームコロッケ
〈40g-20×6P-2〉 [冷凍]
境港沖で養殖された銀鮭を、骨ごと原料として使用しています。マッシュルーム、人参、ブロッコリーで彩り良く仕上げています。
※写真はイメージです。
北海道産コーンクリームコロッケ
〈40g-20×6P-2〉 [冷凍]
北海道産のコーンをふんだんに使ったクリームコロッケです。コーンの甘みをしっかり味わえる、お子様向けの味付けに仕上げています。3月下旬から販促袋がリニューアルします。
■水産
《エビ》
BT(無頭・有頭)
インド無頭ブラックタイガーは、粗放が3月以降、集約は7月頃からオファーが出始めるため、現在日本国内の在庫は多くありません。アメリカ、中国からの引き合いも強まる見通しで、上げ基調となりそうです。有頭は主要産地のベトナム、フィリピンで国内需要が強く、オファーも少ないようで、あまり成約されていないようです。不需要期のため、日本国内の相場は横ばいで推移しています。
バナメイ(無頭)
主要産地のインド、エクアドルとも中国やEU、ベトナムからの引き合いが強まっており、産地価格は上昇しています。日本国内は、新物が搬入される7月頃までの数量が足りておらず、各社フリー玉はほとんどないようです。オファーはまだ出ておりませんが、中国、アメリカなどから買いが入ると思われますので、ドル価は高値でスタートする予測となっております。
生食エビ 他
ロシア南蛮エビは、中国が新物1航海目のロットの大半を落札したようです。ゼロコロナからの脱却で旺盛な買い付け意欲となっています。日本国内は搬入減、在庫減により高値張り付きで推移しています。カナダボタンエビは、5月頃から春漁が始まりますが、ロシア南蛮エビと同様に中国からの引き合い次第で更に上がる可能性もあります。アルゼンチンアカエビは産地、主要消費国とも在庫が多く、相場は横ばいで推移しています。漁も良いとの情報ですので、当面はこのまま横ばいの予測です。オーストタイガーは現地の漁がバナナエビにシフトしたこと、国内需要が高いことから、日本向けの生産は少ないようです。不需要期ですが、搬入減から毎月価格はジリジリと上がっております。
国内相場状況
・BT殻付(無頭)・・・横ばい~強含み
・BT殻付(有頭)・・・横ばい
・バナメイ(無頭)・・・横ばい
・ロシア南蛮・・・・・・高値横ばい
・アルゼンチン赤エビ・・横ばい
・オーストタイガー・・・高値横ばい
・カナダボタンエビ・・・高値横ばい
生鮮境港銀鮭
3月28日(火)から、生鮮境港銀鮭の水揚げが開始されます。5月中旬までの約1ヶ月半の期間限定で生鮮出荷されます。水揚げはラウンドベースで1,750トンの予定で、そのうち約600トンを生鮮で出荷する計画です。全て活〆処理を行いますので、鮮度、品質ともに高い評価をいただいております。出荷形態はラウンドと真空フィーレです。見込みサイズは約1.5KGですが、シーズン後半には2KG前後の予測です。
輸入の生鮮鮭鱒の価格が上昇、冷凍鮭鱒も価格も高値となっております。地産品の生鮮境港銀鮭を是非ともご検討ください。
国産ウナギ
国内のシラス池入れは、3月11日時点で約9.7トンと昨年同期の水準に近付いてきました。シラスの漁期はまだ続きますが、最終の池入れが昨年の約15.8トンには届かないのではとの予測となっております。シラス不漁により、池入れ価格も高値となっており、愛知などの単年養殖の地域は池入れしていない業者もあるようです。昨年は国内で308軒が池入れしましたが、今期は現段階で174軒となっています。また、活鰻池揚げ価格も値上となっておりますので、製品価格も上がってきそうです。今年の夏土用に向けましては、非常に不安要素が多い状況です。
■畜産
《豚肉》
輸入品(ヨーロッパ産 以下EU産/北米産)
飼料高など、生産コストの上昇で現地価格は高値で推移しています。しかし、売価に転嫁できない現状で、生産農家も今後、減産していかなくてはならない状況になっています。日本国内の需要が回復し、国内在庫が整理されると一気に品薄、価格高騰が予想されます。特に需要の高いバラ肉、モモ肉、うで肉など注意が必要です。
国産品
依然、需要は高くチルドで消費され、冷凍原料に回ってこない状態が続いています。相場はチルドでの相場で上下し安定していません。今後もこの状況が続くと考えられ、BBQ需要に伴い、バラ肉関係の相場は上昇していくと思われます。
《牛肉》
輸入品(オーストラリア産 以下AU産)
現地、頭数も増加し安定すると思われていましたがワーカー不足で生産量減、USビーフの減産による高値で相場は上昇しています。今後もUSの価格を見ながらの値付けが行われると考えられ、期待していた価格帯にはなりにくくなりました。比較的チルドでの流通がしやすいため、チルドでの使用をご検討してみてください。ロース、ヒレなど弊社担当者へご相談ください。
輸入品(アメリカ産 以下US産)
約10%位の頭数減が見込まれ、高値を推移しています。労働力不足も完全に解消されておらず、需要期に向かい焼き材の不足感が出ています。使いやすい価格帯にあったショートプレートも価格を徐々に戻しつつあり、今後国内在庫の量と需要のバランスで高値で推移していくものと思われます。アウトサイドスカート、ハンギングも焼き材の需要の高まり次第で急激な動きが予想されます。
国産品
高額部位のロイン系は、節約志向の高まりで動きは鈍いまま推移しています。もも、うで等切り落とし商材の動きは順調で、全体の価格を押し上げています。今後インバウンド需要など外食の動きに注意が必要です。
3月国内主要牛肉部位 相場状況
(凍・・・冷凍,チ・・・チルド)
・チ/凍 US産 リブ・テンダーロイン・・・強含み
・チ/凍 AU産 サーロイン・・・強含み
・チ/凍 AU産/ヒレ・・・強含み
・チ/凍 US産/AU産肩ロース全般・・・強含み
・チ/凍 US産/AU産バラ全般・・・強含み
・チ US/AU産モモ・・・強含み
・チ/凍 US産/AU産ハラミ・・・強含み
・チ/凍 US/AU産タン・・・強含み
《鶏肉》
輸入品(ブラジル産/タイ産)
ブラジル産鶏肉の相場は、この春から緩やかに反転・上昇していく見込みでした。しかし南米ウルグアイで鳥インフルエンザが発生したことで、先行き不透明に。食用鶏への感染ではありませんでしたが、隣国ブラジルの食鶏にも感染が広がる可能性があります。相場が上昇し、各国からの引き合いも増えたためか、2月の出船量が非常に少ないことが確定しており、GW期間は品薄も予想されます。
国産品
昨年秋から国内でも蔓延している鳥インフルエンザ。今までは排卵用を中心に起きていましたが、食用鶏への感染も出始めています。鶏卵ほどひっ迫してはいませんが、夏場に向けて値下がるはずのモモ肉も今年は高止まりになりそうです。
■農産
《野菜》
中国産
菜の花の新物状況が非常に悪いようです。収穫時期にコロナ感染が拡大し、人手不足に陥っていたため、栽培面積が大幅に減少、加えて寒波による被害も受けています。現地の原料相場は、昨年より40~50%上昇すると予想されています。
その他の葉物野菜について。越冬ほうれん草は3月中旬からの収穫ですが、今のところ大きな問題はなさそうです。小松菜・チンゲン菜は3月下旬からの播種になりますが、天候被害がなければ前年並みの収穫が見込まれています。
アスパラガスは、大雨の被害を受けた21年秋以降、相場が大幅に上昇しました。通常であれば生産意欲が増して栽培面積も増えるのですが、コロナの影響で管理が難しくなっており、栽培を放棄する農民も出ているので産量が減少傾向にあります。新物の相場も下がることはなさそうです。
ブロッコリー・カリフラワーは、収穫が始まった秋口は豊作で、原料価格も下がっていましたが、年明けから寒波の影響で収穫量が減っています。現地のロックダウン解除で需要も回復してきたので、再び価格が上昇しています。
《油脂》
油脂原料
アメリカ・シカゴの大豆相場は、安定していますがややジリ上げとなっています。今後のポイントは、生産国の生育状況と中国の買い付け動向によります。アメリカが中国の気球を撃墜したことで関係悪化してくると、相場が緩む可能性もあります。
カナダ・ICEの菜種相場は、原料由来による変動はあまりなく、引き続き大豆や原油市場につられる形で推移しています。勿論ウクライナ情勢の変化もこの主たる要因になり得ます。
■おすすめ
※写真はイメージです。
JFSA 豚ころステーキ 〈500g-12個×2〉 [冷凍]
豚ロース肉(ロース、肩ロース)を使用し、ステーキソースに絡めてあります。お重や丼ぶりに最適です。
※写真はイメージです。
JFSA ヤンニョムのたれ 〈250g-45個〉 [常温]
やみつき感のあるたれになります。揚げ物等に絡めるだけで簡単に味付け可能です。
※写真はイメージです。
JFSA 甘辛だれ 〈250g-45個〉 [常温]
揚げ物等に絡めるだけで簡単に味付け可能です。たれ落ちが少なく、経時変化に強い商品です。
※写真はイメージです。
JFSA 味噌だれ 〈200g-60個〉 [常温]
赤だしタイプの味噌だれになります。コクが効いた粘度のあるたれに仕上げています。
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