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さんれい情報

NewsLetter

2023年1月号 JFSA三元豚ロースとんかつ

■謹賀新年

旧年中はひとかたならぬご厚情を頂きありがとうございます。

本年もより一層のご支援、お引き立てを賜りますようお願い申し上げます。

皆様のご健勝とご発展をお祈り申し上げます。

令和五年一月吉日

 

 

 

■米子おさしみ真さば

※写真はイメージです。

活〆米子おさしみ真さば [冷蔵]

淀江で陸上養殖されたさばです。水揚げ後ただちに一尾一尾丁寧に活〆しているので鮮度抜群です。

商品規格・形態

・首折れラウンド 250gUP/

・6~8尾/約2kg不定貫

 

※写真はイメージです。

境港サーモン スモーク切り落とし [冷凍]

境港サーモンの素材が持つ美味しさを十分生かすため、北海道産広葉樹チップで20℃以下の低温で約12時間の乾燥燻煙を実施しています。

商品規格

・500g10個×2

 

 

 

■おすすめさんれい製品

瀬戸内レモンと海老のクリーミーコロッケ 〈40g〉 [冷凍]

瀬戸内レモンを使用し、さっぱり食べられる味付けに仕上げました。
広島はレモンの生産量が日本一で、シェアは国内60%を占めています。

 

北海道くりりんかぼちゃのクリーミーコロッケ〈40g〉 [冷凍]

北海道くりりんかぼちゃを使用した、スープのような味わいのコロッケです。
【くりりんかぼちゃ…函館近郊の秀峰、駒ヶ岳の裾野に広がる火山灰地で、有機栽培により生産された糖度20度以上の濃厚な味わいが特徴です。】

 

 

 

■水産

《エビ》

BT(無頭・有頭)

インドの良品産地、タラカン地区の池揚げが好調であったこと、アメリカの買いが少なかった事こと、為替も円高に振れたことで一時相場は弱含んでいましたが、現在は反転、もとの相場に近づいています。今後もアメリカの買い付け意欲が強まる気配はなく、日本国内も大きく数量が動く時期ではないため、相場は落ち着くと思われます。

 

バナメイ(無頭)

インドは現在端境期です。日本国内はBT同様、高値から売れ行き悪く、相場は弱含み傾向です。ただし、現地からオファーがあるわけではなく、あくまでも日本国内の中で相場が若干弱含み傾向で推移しているだけで、一過性の可能性もあります。

インドは通常4月頃に新物のオファーが出始め、6月以降に日本国内の搬入となります。あと半年は国内在庫での商売となるため、少し下げ傾向であった相場は落ち着いてきそうです。

 

生食エビ 他

アルゼンチンアカエビは、現地在庫、欧州をはじめとする各消費国とも在庫が多く、相場は弱含んでいきそうです。中国は現在、コロナの影響で買い付けしておりません。今後、中国がコロナから脱却し、大量に買い付けを進めた場合、現在の弱含み傾向の相場は反転する可能性があります。

ロシア南蛮エビは、現地価格は下がっているようです。中国の買いは弱く、今後下がっていく可能性があります。日本国内の在庫は多くはありませんが、高値から日本の商社はそこまで買い付けを進めておりません。今後更に現地価格が下がり、円貨ベースで相場が下がるタイミングになれば、買い付けを進めるものと思われます。各商社とも、もう少し様子見するものと思われます。

 

国内相場状況

・BT殻付(無頭)・・・横ばい~弱含み

・BT殻付(有頭)・・・横ばい~弱含み

・バナメイ(無頭)・・・横ばい~弱含み

・ロシア南蛮・・・・・・高値横ばい

・アルゼンチン赤エビ・・弱含み

・オーストタイガー・・・高値横ばい

・カナダボタンエビ・・・高値横ばい

 

ホタテ

2022年度のボイルホタテ向けの水揚げは、5万7千トンで前年の4万8千トンを上回りました。2023年度も増産予測となっております。2022年度は、円安が後押しし、中国向けの両貝冷凍の引き合いが強く、浜値が高騰しました。

輸出は2020年度約1万2千トン、2021年度は約2万トンの実績です。2022年度は前年以上になる見通しで、輸出が価格を牽引しました。輸出中心の生産であったため、1Kgボイル製品の生産は約4千5百トン前後と、2021年度の7千トンを下回りそうです。限られた数量ですが、量販や業務筋で順調に消化され、新物が入荷する3月頃まで品薄となりそうです。

オホーツク海、貝柱向けホタテ水揚げは、2022年度約32万5千トンと2021年度と同水準になりました。当初計画の29万トンから増産となります。アメリカは減産であったため、引き合いが入りバルク製品優先の生産で、1Kgのパッキングは遅れ気味で慢性的に品薄感がありました。また、中国からも両貝冷凍の引き合いが入り、貝柱も輸出動向が価格を牽引しました。EU、台湾、オーストラリアからも引き合いが強く、価格は高値を維持しました。現在は円高傾向となっているため、海外からの引き合いは様子見状態ですが、2023年度もアメリカは減産予測となっており、生産はバルク優先の構図となりそうです。引き続き、価格は輸出が牽引しそうな予測となっております。

 

 

 

■畜産

《豚肉》

輸入品(ヨーロッパ産 以下EU産/北米産)

輸入チルドポークは、年末の買い付けが捌けず相場は下落しましたが、各社とも数量調整され今後の入荷量は大幅に減少すると思われます。フローズンに関してはチルドの代品でロイン関係、モモ、ウデの需要が高く、国内在庫も少ないため高値で推移。バラ肉は国内在庫も多く、中国の旧正月分の買い付けも多くありませんでした。しばらくは落ち着いた価格を保つと考えられますが、現地の燃料、餌などの価格は高騰しているため、今後要注意です。

 

国産品

出荷量は昨年並みですが、牛肉と比べると安価な豚肉の需要は高く、また輸入ポークと同様、餌、燃料など様々な経費が高騰しているため、下がる要素は少ないです。チルドで消費され安価な凍結品も出てこなくなっています。チルド品も扱っていますので一度ご使用を検討してみてください。詳しくは弊社担当者へお問い合わせください。

 

《牛肉》

輸入品(オーストラリア産 以下AU産)

生産量も回復傾向、為替も安定など価格も若干下がってくると思われます。中国、韓国など他国の買い付けも多くなく、しばらくは安定した価格が続きそうです。

 

輸入品(アメリカ産 以下US産)

依然チャックアイロールは現地価格も高く、入荷量も少ないため高値で推移。ショートプレートは現地国内とも潤沢にあり使いやすい価格帯になっています。焼き材関係も需要期を外れているため安定していますが、3月以降の先物価格次第ではチルドの品は冷凍に回され、需要期用にストックされて余剰品は少なくなると思われます。

 

国産品

年末の需要期を過ぎ、ヒレ、ロースなど高額部位は落ち着いてきます。ホルスタインは依然頭数が少なく、今後も横ばいで推移。あらゆるものの価格が上がり節約志向の強まりから、しばらくは需要も少なく安定した価格で推移していくと思われます。

 

1月国内主要牛肉部位 相場状況

(凍・・・冷凍,チ・・・チルド)

・チ/凍 US産 リブ・テンダーロイン・・・横ばい

・チ/凍 AU産 サーロイン・・・横ばい

・チ/凍 AU産/ヒレ・・・横ばい

・チ/凍 US産/AU産肩ロース全般・・・強含み

・チ/  US産/AU産バラ全般・・・弱含み

・チ    US/AU産モモ・・・横ばい

・チ/  US産/AU産ハラミ・・・横ばい

・チ/  US/AU産タン・・・横ばい

 

《鶏肉》

輸入品(ブラジル産/タイ産)

ブラジル現地の相場は底を打ち、徐々に上向いてくると予想されています。年末に国内倉庫がパンクした関係で、相場を大きく下げました。輸入商社はこの度の値下げでかなりの損失を出しており、今後の輸入量を絞る可能性も高いです。春に向けて相場は再び上昇し、場合によっては品薄になる可能性もあります。

 

国産品

年末の需要期は終わったものの、食品全般の物価高騰により比較的安価な鶏肉需要は底堅いとされています。あまり下げる要素はありませんが、上げる要素もあまりないといった状態になります。また、副産物の品薄は変わらずといったところです。

 

 

 

■農産

《野菜》

中国産

中国産野菜は、近年の(中国国内の)需要増加、要するに人口増加による慢性的な食糧不足と穀物への転作などにより、日本向けの栽培面積が減少傾向にあり、その相場は上昇を続けています。また温暖化に伴う天候不順(不作)も多くなり、これも相場上昇の一因となっています。もう一つ、為替が主な価格変動要因となるのですが、これは円安が止まったことで、近いうちに値下がりを期待したいところです。但し商社がどの程度為替上昇分を反映できていたか、また原料由来の上昇分もあるので、その時期や種類は不透明な状態が続きます。

葉物野菜は10月中旬以降の天候は安定し、大きな問題なく生産を終えています。各工場の貯蔵在庫も多かったので、昨年のような事態は避けられました。

里芋は大幅な原料不足により各工場、既に生産を終えたようです。追加の原料も高値が続いており、生産量は30~40%減少しています。玉ねぎは近年、中国国内向けの栽培面積が増加し、その分日本向けの耕作地は減少しています。干ばつなど天候被害も増えており、今後も価格は上昇するものと思われます。
山東省では、人参の収穫が終わりましたが、雨の影響で腐った原料が多く例年よりやや高値です。
牛蒡は秋口に原料価格が暴騰していましたが、その後中国国内、及び輸出向け需要が大幅に減り、価格が少し下がりました。ブロッコリー・カリフラワーは、前回もご報告させて頂いた通り、今年は豊作で原料価格が下がっているようです。

 

《油脂》

油脂原料

アメリカ・シカゴの大豆相場は、南米産(ブラジルは順調、アルゼンチンは生産遅れ有り)の作付け状況の他、中国のコロナ政策、主要国の利上げ動向など様々な外部要因の影響を受けながら推移しています。ここ数ヶ月は大きな変動はなく安定しています。カナダ・ICEの菜種相場も、引き続き大豆や原油市場につられる形で推移しています。こちらも大豆同様、ここ数か月間は大きな変動はありません。

 

 

 

■おすすめ

JFSA 三元豚ロースとんかつ

三元豚のロース肉を使用したとんかつです。チルド豚を1フローズンで仕上げ、肉の旨味を引き出すために加水率10%で仕上げました。

60g [冷凍]

※凍ったまま、175℃の油で約4分揚げてください。

 

80g [冷凍]

※凍ったまま、175℃の油で約4分揚げてください。

 

120g [冷凍]

※凍ったまま、175℃の油で約8分揚げてください。

 

 

掲載商品については各営業担当までお問い合わせください

 

株式会社さんれいフーズ 商品部 商品企画グループ(佐々木・斉木・門脇・米田・野津・安藤・田中・近藤・塚本・松本)発行

683-8506 鳥取県米子市旗ヶ崎2147 TEL 0859-33-6160   FAX 0859-33-6174

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