NewsLetter
2022年1月号 和食に合うお酒
■謹賀新年
旧年中はひとかたならぬご厚情を頂きありがとうございます。
本年もより一層のご支援、お引き立てを賜りますようお願い申し上げます。
皆様のご健勝とご発展をお祈り申し上げます。
令和四年一月吉日
■真サバ
2月24日(木)、2月25日(金)から水揚げ開始!
※毎週木・金曜日水揚げ(4月中旬まで)
活〆米子おさしみ真サバ [冷蔵]
淀江で陸上養殖されたサバです。井戸海水で養殖され、アニサキスのリスクがありません。
[商品規格・形態]
・首折れラウンド 250gUP/尾
・6~8尾/約2kg不定貫
■おすすめさんれい製品
春を感じるこだわりのクリームコロッケをご紹介いたします。
あさりと筍のクリーミーコロッケ 〈40g-20個-6-2〉 [冷凍]
春の味覚、あさりと筍で作るクリーミーなコロッケです。
※2月中旬生産予定の新製品です。
桜えびのクリーミーコロッケ 〈40g-20個-6-2〉 [冷凍]
桜えびの香りと味わいを感じられる春のコロッケです。
※1月~4月の季節限定の製品です。
■水産
《エビ》
BT(無頭・有頭)
インドの水揚げは、ほぼ終了しました。昨年に比べ絶対量が少ない中で、日本以外の国からの引き合いが強く、日本への搬入は限定的です。新物は5月後半からの搬入ですが、それまでは日本国内在庫の販売となり、在庫は多くありません。引き合いも強く、円安傾向であることから、国内在庫の相場も強含んでおります。当面、高値圏内で推移する見通しです。
バナメイ(無頭)
インドの水揚げは3月までありません。アメリカ他、消費国からの引き合いが強く、現地在庫は少なくなっているようです。一部パッカーからオファーはあるものの、日本国内の相場と乖離が大きく、買い付けが出来ていないようです。各サイズとも、日本国内在庫への引き合いが強くなっており、相場は強含んでおります。
生食エビ 他
アルゼンチンアカエビは、主要消費国のスペインからの引き合いが依然として強く、産地価格は高値で推移しております。日本国内は、年末に量販で消化されましたが、例年に比べ高値であったことから、動きは鈍かったようです。高値圏内ではありますが他の生食エビに比べ価格は安定していますので、引き合いは強くなっております。今後、アソートが少ないL1、L3は早い段階で相場が上がりそうです。ボタンエビ、ロシア南蛮エビとも、中国の買い付けが止まらず、相場は暴騰しております。日本国内も在庫が枯渇しており、無いもの相場となっております。価格が高すぎて、メニューから外れる動きも出てきました。オーストタイガーは、漁自体のバナナ海老へのシフト、オーストラリア国内向けのボイル製品の生産主体で搬入減、円安も相まって、高値圏内で推移しています。今後もジリジリと相場は強含んでいきそうです。
国内相場状況
・BT殻付(無頭)・・・強含み
・BT殻付(有頭)・・・強含み
・バナメイ(無頭)・・・強含み
・ロシア南蛮・・・・・・暴騰、品薄
・アルゼンチン赤エビ・・高値横ばい
・オーストタイガー・・・高騰、品薄
・カナダボタンエビ・・・暴騰、品薄
《ホタテ》
ボイル製品は、中国輸出向けの両貝冷凍の引き合いに引っ張られ、価格は高値横ばいです。22年度は増産予定となっておりますが、今期の価格も輸出向けの引き合い次第となりそうです。高値圏内を維持し続けており、12月の荷動きは鈍かったことで相場は一服しそうです。
貝柱は、慢性的な人手不足が続いており、生産能力の低下で1kgにパッキングされた製品は少なくなっております。アメリカ・EU・中国からの引き合いは強く、輸出向けバルク製品の生産が中心です。年末もふるさと納税等で消化は進んでおり、各サイズとも相場強含みです。特に3Sサイズ以下の小型サイズは在庫が少なく、値上幅が大きくなっております。
《北欧サバ》
今期、日本向けの品質の漁獲は、長い悪天候や漁獲海域の制限などもあり低調でした。他産地のアイスランド、アイルランド等につきましても同様に低調な漁獲で終わりました。加工国の中国では受け入れコストや人件費の値上がり、東南アジア諸国の加工国ではロックダウンの影響で稼働率が上がらず、安定した生産や日本への搬入が難しくなっています。このような状況で、製品価格も大幅に上昇しております。また、加工国の生産体制が不安定なため、欠品する可能性もあります。
■畜産
《豚肉》
輸入品(ヨーロッパ産 以下EU産/北米産)
コロナ急拡大で労働者不足が解消できず、生産に影響を与えています。価格面では、人件費・穀物価格・物流コストの上昇など下がる要素もなく、この状況は続く見通しです。航路の乱れから入船が遅れ、チルドで賞味期限が迫ったものが極端に安く出回る可能性もあります。一時期、相場を急騰させた中国の買い付けは、自国の生産が回復し、今は落ち着いていますが消費量も多く、今後も注意が必要です。
国産品
輸入チルドポークの入船遅れなどの要因があり、国産の需要が高まり価格も下がりにくくなっています。量販店も、輸入ポークの状況を見ながらの特売で、需要も安定せず不安定な状況が続くと思われます。
《牛肉》
輸入品(オーストラリア産 以下AU産)
12月下旬よりコロナ感染者が爆発的に増加。労働者も濃厚接触者として隔離され、工場も稼働率が低下しています。処理頭数も減少、生産遅れも発生し、契約分の入荷も不透明な状況となっています。今後欠品してくるアイテムも出てくると思われます。使用が決まっているアイテムなどは担当者にご連絡ください。
輸入品(アメリカ産 以下US産)
慢性的なコンテナ不足、現地価格も高値のままです。入船遅れから、豚肉同様、賞味期限の近いものが安売りされる状況がありますが限定的です。高騰したタンはあまりの高値で売れず、相場とは別に価格は下がり気味。全体的にチルフロ在庫も少なく、余剰在庫は少ない状況です。
国産品
12月の需要期にある程度持ち直した需要で、相場は高値。今後コロナの状況、GOTOトラベル、イートなどの状況で相場が変わっていくと思われます。
1月国内主要牛肉部位 相場状況
(凍・・・冷凍,チ・・・チルド)
・チ/凍 US産 リブ・テンダーロイン・・・強含み
・チ/凍 AU産 サーロイン・・・強含み
・チ/凍 AU産/ヒレ・・・強含み
・チ/凍 US産/AU産肩ロース全般・・・強含み
・チ/凍 US産/AU産バラ全般・・・強含み
・チ US/AU産モモ・・・強含み
・チ/凍 US産/AU産ハラミ・・・強含み
・チ/凍 US/AU産タン・・・強含み
《鶏肉》
輸入品(ブラジル産/タイ産)
1~2月に日本に入荷するブラジルからの出船量も十分な数量になりました。タイ産の品薄から始まった価格の高騰は収まり、しばらくは安定した価格になると思われます。問題点があるとすると、ブラジル現地の人手不足が解消されていないということ。加工度の高い角切は、工場に敬遠される傾向が強くなっており、生産量低下と価格上昇が慢性的に起きる可能性があります。
国産品
今年は、昨年のような鳥インフルエンザによる被害が比較的少なく、在庫も十分あるので価格高騰や品薄になる可能性は低そうです。春に向け例年通りの相場形成が予想されます。モモはしばらくの間、値下がり傾向が続く見込みです。
■その他
《野菜》
中国産
昨年起きた過去に例のない悪天候の影響で、各野菜の原料価格は4月頃まで高騰した状態が続くと予想されています。その中で、ほうれん草・ごぼう・人参・大根・里芋等は、ほぼ毎日上昇しているということです。現地工場では葉物野菜(秋作)の加工がほぼ終了したようですが、不足を補うためにビニールハウスで追加栽培する工場もあるようです。それでも減少分のカバーには遠く及ばない状況です。菜の花の生育は今のところ順調ですが、チンゲン菜など不作の葉物の代替として現地で需要があるので、どちらにせよ価格は上がる見込みです。
海上運賃の値上がりについて、日本に入荷する冷凍野菜の原料主産地は山東省になりますが、この地域から日本主要港への海上運賃は更に上昇し、現在値上がり前と比較して6~7倍に達しています。
中国現地の人件費は、この1年で約10~20%上昇しています。当然これは製品価格の上昇要因になりますが、それ以上に彼らの収入増加が物価上昇やインフレに繋がり、スパイラルしながら買い付け価格及び国際相場が上がることが心配されます。日本国内のデフレが続き、物価と収入が上がらないままだと、日本の原料輸入は更に困難になる可能性が高いので、早めに解決すべき問題だと思っています。
《油脂》
油脂原料
シカゴの大豆相場は、アメリカの収穫とブラジルの作付けが大きな問題もなく終了し、落ち着きを見せています。それでも値上がり当初よりは十分高い推移になっていますが、最高値からはかなり下落しており、ひとまず安心といったところです。
カナダの菜種相場は、相変わらず高値が続いています。昨年記録した過去最高値の水準を維持しており、減収を見込んで国内供給優先、輸出量は例年の半分になる予定です。
11月に、J-オイルミルズが菜種油(キャノーラ)の再値上げ(2月)を発表。改定額は40円/KG、1斗缶あたりで660円の値上げ見込みとなります。
■おすすめ
和食に合うおすすめのお酒をご紹介いたします
ラングロワー・シャトー ミュスカデ・セーヴル・エ・メーヌ・シュール・リー
〈750ml〉 白 [フランス産] [常温]
15~30年樹齢のブドウを使用。柑橘系の繊細な香り、素直でスッキリとした味わいとシャープな後味。和食と相性が抜群の白ワインです。
特価1,300円
藤居酒造 豊(とよ)の寒梅(かんばい) 上撰(パック)
〈2L〉 清酒 [大分県産] [常温]
糖類無添加で、やや辛口のスッキリした中にも、飲みごたえのある味わいです。料理用としてもご好評いただいています。
特価940円
松井酒造 黒ラベル 本格芋 25度 ペット
〈4L〉 芋 [鳥取県産] [常温]
鳥取県大山の伏流水を使った正統派の本格芋焼酎は、人気の黒麹仕込みで深い香りに芋の甘み、旨みのバランスの良い逸品です。
特価2,800円
松井酒造 黒ラベル 本格麦 25度 ペット
〈4L〉 麦 [鳥取県産] [常温]
鳥取県大山の伏流水を使った本格麦焼酎。まろやかな口当たりと、口の中で豊かに広がる麦本来の旨みが飽きさせない逸品です。
特価2,700円
藤居酒造 本格芋 のみちょれ 25度
〈720ml〉 芋 [大分県産] [常温]
鹿児島県産の黄金千貫と昔ながらの黒麹を使いじっくりと仕込み、風連鍾乳洞に連なる洞窟内に置かれた甕のなかで寝かせたこだわりの芋焼酎です。
特価780円
藤居酒造 本格麦 特醸 豊後(ぶんご)の里 25度
〈900ml〉 麦 [大分県産] [常温]
良質の原料麦と、3年以上貯蔵した古酒をブレンドすることで、一段上の焼酎になりました。香り高く、濃醇な味わいの麦焼酎です。
特価740円
掲載商品については各営業担当までお問い合わせください
株式会社さんれいフーズ 商品部 商品企画グループ(佐々木・斉木・門脇・米田・野津・安藤・田中・近藤・塚本・松本)発行
〒683-8506 鳥取県米子市旗ヶ崎2147 TEL 0859-33-6160 FAX 0859-33-6174
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