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さんれい情報

NewsLetter

2021年9月号 洋風出汁&JFSA商品

■サーモン

境港にて稚魚~加工まで一貫管理にて養殖した「活〆境港サーモン」を冷凍加工しました。冬の日本海の荒波、流れの早い潮流で飼育することで身が締まっており、漁獲後活〆し血抜きすることで臭みを抜き、身の鮮度を維持しています。

 

境港サーモン トリムC
〈5kg(不定貫:約500g/枚)2合〉 [冷凍]


▲皮付き、骨無しフィーレ、生食可能


写真はイメージです。

 

 

 

■サンマ

※写真はイメージです。

秋を代表する味覚のひとつ、サンマ。品質と美味しさにこだわった上質なサンマを取り揃えました。サンマには積極的に摂りたい栄養がたっぷり詰まっています。特に注目したいのが脂質であるEPAとDHA、そしてたんぱく質など身体を作るのに欠かせない成分です。さらにスムーズな身体の機能や美容に欠かせないミネラルやビタミンもしっかりと含まれています。

 

生サンマ(生鮮) 各種サイズ [冷蔵]

規格:16尾/2kg箱・17尾/2kg箱
36尾/4kg箱・38尾/4kg箱

 

冷サンマ 各種サイズ [冷凍]

規格:70尾/10kg箱
80尾/10kg箱

 

 

 

■おすすめさんれい製品

[NEW] オニオングラタンスープ風コロッケ 〈40g-20個×6P-2〉 [冷凍]

兵庫県淡路島産玉ねぎの優しい甘みとチーズのコクが絶妙に合わさったこだわりの美味しさです。

 

[NEW]3種きのこのクリーミーコロッケ 〈40g-20個×6P-2〉 [冷凍]

舞茸・椎茸・しめじの旨味を贅沢に閉じ込めてクリーミーなソースが絶妙に合わさった美味しさです。

 

 

 

■おすすめミートセンター製品

国産 豚バラスライス 2mm 〈不定貫〉 [冷凍]

寒さが近づいてきて、もうすぐ鍋料理が恋しい季節がやってきます。安心・安全な国産豚バラ肉でしゃぶしゃぶはいかがでしょうか。最適な厚さでスライスしてあり、手間いらずです。

 

 

 

■水産

《エビ》

BT(無頭・有頭)

インドの8月のオファーはほとんどなく、出てきても価格が高すぎるため、日本の商社は着いていけない状況です。他の産地もロックダウン、コンテナ不足による船積みの遅れが生じており、非常に不安定な入荷となっています。このような状況で国内在庫への引き合いが強まっており、相場は上昇の一途をたどっています。今後も高値で推移していく見通しです。

 

バナメイ(無頭)

BT同様、出てくるオファーが高いため、買い付けは進んでいないようです。特に日本側が欲しいサイズの31/40は、ロックダウンの影響で池揚げが遅れたため、サイズが大型化したことで非常に少なくなっています。他サイズもアメリカが高値で買い付けを進めているようで、相場は高値張り付きとなりそうです。

 

アルゼンチン赤エビ

7月から開始された本格操業は豊漁ですが、主要消費国のスペインが買い付けを進めており、高値にて推移しています。価格面以外にコンテナ不足が懸念されており、積み出しも遅れているようです。9月の船積みで年内に搬入となりますが、国内在庫も潤沢とは言えず、量販向けを主体に引き合いは強いので、相場は現在のレンジで推移しそうです。

 

ロシア南蛮エビ・ボタンエビ

ロシア南蛮は中国の買い意欲が止まらず、現地価格は更に上昇しています。日本国内の販売は静かですが、成約価格は高値となっており、今後更に値上に向かいそうです。カナダボタンエビは減産で、搬入減が確定的となりました。各商社とも価格を上げて販売を抑えている状態です。今後も品薄感は払拭出来ませんので、他の生食海老へのシフトもご検討ください。

 

国内相場状況

・BT殻付(無頭)・・・強含み

・BT殻付(有頭)・・・強含み

・バナメイ(無頭)・・・強含み

・ロシア南蛮・・・・・・強含み

・アルゼンチン赤エビ・・高値横ばい、品薄

・オーストタイガー・・・高値横ばい

・カナダボタンエビ・・・強含み、品薄

 

《大西洋さば》

今期、北欧さばの漁獲枠は、英国のEU離脱により、沿岸国の漁業協定が失効しました。これを受け、ノルウェーが6月に独自枠として前期比約44%増の約29万8,300トンを設定しました。これは、国際海洋開発協議会(ICES)の勧告枠の約35%にあたり、EUの流通団体などからは「資源に悪影響を与え、持続可能ではない」とした強い非難の声が上がっています。ノルウェーより先に操業をスタートしたグリーンランド産は、小型サイズ中心(200/400)で大型サイズの漁獲が少なく不漁、アイスランドは大型サイズ中心(400/600)中心ではありましたが、水揚げは少なく不漁に終わりました。ノルウェーは例年より早い8月初旬に操業を開始し、序盤は小型中心でしたが8月後半からサイズも大型化し、現段階では豊漁で推移しているようです。しかし、グリーンランド、アイスランドの不漁を受け、東ヨーロッパやアフリカからの引き合いがノルウェーに集中しており、価格は高値で推移しています。9月以降、身に脂がのり品質が向上してきますので、原料相場は現在の価格より更に上乗せされることは確実視されており、製品単価の値上は避けられそうにありません。また、加工地の中国で原料受入れのコスト上昇(コロナウィルス検査)や人件費上昇も追い打ちとなりそうです。ベトナム他東南アジアの加工国も、ロックダウンで工場稼働が止まっているところもあり、安定した生産、搬入が難しくなってきそうです。

 

■畜産

《豚肉》

輸入品(ヨーロッパ産 以下EU産/北米産)

デンマーク産豚バラの高騰も中国、韓国の買いが少し弱まったことで、在庫も出てきました、担当者にお問い合わせください。現地価格高騰で入荷量が減ったアメリカ産冷凍CCロインの国内在庫も少なくなり、価格は上昇気味、しかし、デンマークなどの肩ロースは安定し、使いやすい価格ですのでメニュー開発にお役立てください。

 

国産品

内需の回復が遅れ、動きは鈍いようです。秋口より季節需要でバラ、肩ロースの需要が高まれば、上げ基調になると思われます。輸入チルドポークの入船遅れなどがあると大きく値が変わる恐れはあります。

 

《牛肉》

輸入品(オーストラリア産 以下AU産)

現地では生体価格の高値が続き、中・小パッカーの生産量も減少しています。国内入荷量も改善されないままです。ミンチ材に使われる原料は、大手ハンバーガーチェーンを中心に需要が高く、高値で推移しています。アメリカ産ショートプレートの高騰が続きバラ関係は高値維持のままです。

 

輸入品(アメリカ産 以下US産)

国内の動きはよくありませんが、ショートプレートは年内高値で推移すると思われます。アウトサイド、ハンギングは夏場の需要も少なく、荷余り感がありますが、先の価格が高いため急な値崩れはないようです。US牛タンは現地ワーカー不足など悪循環が続き品薄、高騰。焼肉業態から高値でも引き合いがあるため、高騰に拍車をかけています。オースト、ニュージーランド産なども若干出ています。弊社もUS産、ポーランド産を若干在庫していますので、担当者へお問い合わせください。

 

 

国産品

帰省、外食需要も低迷し落ち込んでいます。枝肉相場は保管事業もあり、高値を維持しています。

年末に向け需要が回復した時にロイン、肩ロースは高値が予想され、モモ、ウデにシフトする動きがあります。今後の動向には注意が必要です。年末にご使用予定がある場合は早めにご相談ください。

 

9月国内主要牛肉部位 相場状況

(凍・・・冷凍,チ・・・チルド)

・チ/凍 US産 リブ・テンダーロイン・・・強含み

・チ/凍 AU産 サーロイン・・・強含み

・チ/凍 AU産/ヒレ・・・強含み

・チ/凍 US産/AU産肩ロース全般・・・強含み

・チ/  US産/AU産バラ全般・・・強含み

・チ    US/AU産モモ・・・強含み

・チ/  US産/AU産ハラミ・・・強含み

・チ/  US/AU産タン・・・強含み

 

《鶏肉》

輸入品(ブラジル産/タイ産)

タイ国内のコロナ感染拡大で、タイ産角切が大幅減産となり先々の供給にも不安が残ることから、大口需要がブラジル産へシフトしました。

その結果、ブラジル産角切の品薄・価格高騰を引き起こし、更にここから価格差の出た正肉をカットする流れに繋がることで、正肉も高騰へ向かっている最中です。少なくとも年内は上げ相場が続くと見られます。

 

国産品

国産鶏肉は、引き続き安定した内食需要はあるものの昨年ほどの荷動きはなく、手頃な価格帯が続いています。とはいえモモ肉は、盆を過ぎ年末に向かって少しずつ値上がりに向かうと思われます。

 

■その他

《野菜》

中国産

これまでと同様、コロナウイルスを主因として全世界の輸出入品に対して、人件費や運賃の上昇といった影響が強く出ています。

オクラの主要産地である山東省では、降雨・低温により生育が遅れ、生産量が大幅に減少しました。収穫に手間が掛かるので、栽培を放棄する農民が増えているうえに、コロナで人手が集まらなかったことで収穫が遅れたようです。これにより日本向けに求められる品質やサイズを満たす原料が非常に少なく、大幅な値上がりに加え、在庫確保も困難になっているという状況です。各商社も数量割当や販売先を限定するなど対応を始めています。

カボチャは栽培面積が大きく減少しています。政府がトウモロコシや大豆栽培に補助金を増やしていることで転作が増えたことに加え、天候不順で作柄も悪いようです。他の作物同様、人件費などのコストアップもあり原料価格は上昇しています。

 

《油脂》

油脂原料

日清オイリオが今期4回目となる値上げを8月末に発表し、昭和産業やJ-オイルミルズといった大手油脂メーカーもこれに続きました。11月に30円/kg、1斗缶で500円の値上げとされています。昨年秋から高騰を始めた原料価格も高止まりして落ち着いてはいますが、北米など収穫期を迎える主要産地では熱波・乾燥により作柄が悪化しており、状況が好転する可能性は低いです。

中国やアメリカに続き、インドなど人口の多い新興国でも食油の需要は高まっています。世界の食料事情は大きく変化し、アメリカでは地球温暖化対策として、穀物のバイオ燃料への転換も進んでいます。中国の一部地域では食べ残しに対して店舗・客へ罰則が科せられ、大食い番組など食べ物を粗末にするような番組は禁止されています。食油に限らず様々な原料価格が上昇を続けるなか、日本国内での食の在り方も見直す時期が来ているように思います。

 

 

 

■おすすめ

フォンドヴォー  〈1kg-10個〉 [冷凍]

食塩、化学調味料、酵素分解ビーフエキス不使用。煮詰めてソースベースなどにご使用いただけます。

 

フォンドオマール 〈1kg-10個〉 [冷凍]

ロブスターとグリーンマッスルのフォンを使用。ビスク、ブイヤベースなどに便利です。

 

フォンドコキヤージュ 〈1kg-10個〉 [冷凍]

ニュージーランド産のグリーンマッスルを使用。チャウダー、リゾットのベースに便利です。

 

※写真はイメージです。

JFSA ビュッフェバーグ 30R(乳抜き)
〈750g(25個)-8個×2〉 [冷凍]

 

※写真はイメージです。

JFSA ボロニアソース(ミートソース)

〈1kg-12個〉 [常温]

野菜・牛肉の旨味と、トマト・赤ワインのコクが調和したバランスのよいミートソースです。

 

 

掲載商品については各営業担当までお問い合わせください

 

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