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NewsLetter

2020年8月号 堂本食品まぜこみ3合用シリーズ

■松茸特集

夏から秋に向けて、本格的な旬を迎える松茸。

焼き・蒸し・ご飯ものなどに使えますので是非お試しください。

 

【加工松茸】

松茸 センタースライス [冷凍]

250g-40個〉厚さ約4㎜前後、約60~70枚入(真空パック)

 

松茸 スライスハーフカット [冷凍]

250g-24個〉厚さ約5㎜前後、長さ約11cm、約21~27枚入

 

松茸 スライス両端入り [冷凍]

250g-40個〉厚さ約4㎜前後、約68~78枚入(真空パック)

 

松茸 1/4カット [冷凍]

250g-40個〉土瓶蒸し・茶碗蒸し用。
約5~7cmのサイズを4つ割り。
約37~47本入(真空パック)

 

松茸 GF-250 [冷凍]

250g-40個〉松茸ご飯用。
厚さ約3-6㎜、長さ約25-45㎜(真空パック)

 

【生鮮松茸】

※写真はイメージです。

輸入生鮮松茸の取り扱いをお盆明けから始めます。8~10月はメインとなる中国産、10~11月は北米産が出回ります。中国産は雲南省・四川省産。主にチベット近くの自然豊かな高地で採取されます。北米産は大きなマッシュルームのような見た目ですが、中国産よりも香りが強いのが特徴です。

≪出荷時期≫

・中国産(雲南省、四川省) 7月下旬~10月下旬

・北米産(アメリカ、カナダ) 9月下旬~11月中旬

 

 

 

■ミートセンター おすすめ商品

国産 黒毛和牛 ウデ 8mmスライス [冷凍]

脂肪が少ない赤身肉です。肉の旨味が豊富で味は濃厚です。お好みサイズにカットして高級な焼肉はいかがでしょうか。

 

国産 和牛背ロース(リブロース)カット8mm厚 [冷凍]

背ロースのかた寄り前半分の部位です。キメが細かくお肉本来の味が楽しめます。ステーキ、ローストビーフなどに最適です。スライスの厚さは調整でき、ご要望の厚さを指定していただけます。

 

 

 

■水産

《エビ》

BT(無頭・有頭)

インドのコロナウイルスの影響は依然として厳しい状況のままで、一向に回復の兆しが見えていません。成約分の数量さえ生産出来ていない状態です。バングラデシュもEUからの引き合いが増えており、オファー数量は減ってきました。有頭はスリランカから小型の搬入が少なく、お節向けの引き合いもあるため、50尾以下の小型が若干品薄傾向です。大型は業務筋からの引き合いが弱く、少しずつ軟化していく予測です。

 

バナメイ(無頭)

ブラックタイガーと同様に、インドのバナメイの生産は遅れています。在池のサイズは21/25まで育っており、日本国内で需要の高い31/40サイズは非常に少ないようです。21/25以上のサイズはアメリカ向けの販売が進んでおらず、今後の相場は軟調に推移しそうです。日本国内は関西以西で小型の31/40の引き合いが強いため、今後の搬入減を見越して相場は上がっていきそうです。

 

生食海老 他

アルゼンチンは相場安で操業していませんでしたが、労使交渉の妥結でようやく本操業がはじまりました。例年8月後半からはじまる日本国内への搬入も、今期は11月以降と遅れることは必至となりました。日本国内の消費は堅調で、特に量販での販売が好調を維持しています。搬入まで国内在庫で賄わねばならず、年末に向けて品薄が予測されます。特に小型のL3は今後、ないもの相場となり高騰することが予測されます。これによりL2へのシフトが進む予測で、L2の相場も上がっていきそうです。南蛮海老・ボタン海老は主要消費国である中国からの引き合いは弱く、現地在庫も販売は進んでいないようです。日本国内も業務筋での販売が中心であるため、消化は緩やかですので、相場は軟化していきそうです。

 

国内相場状況

・BT殻付(無頭)・・・強含み(大型横ばい)

・BT殻付(有頭)・・・横ばい(大型弱含み)

・バナメイ(無頭)・・・強含み(特に小型)

・ロシア南蛮・・・・若干弱含み

・アルゼンチン赤エビ・・・強含み(特に小型)

・オーストタイガー・・・横ばい

・カナダボタンエビ・・・横ばい

 

《ボイルホタテ》

3月の搬入から価格は安定してスタートしましたが、量販店を筆頭に消化が進んだことと、輸出向けの引き合いも出てきたことから、少し相場が上がっていきそうです。年末に向かっては、お節需要や鍋需要も予測されることから、今後の相場が軟化していくことは予測しづらいです。特にMサイズ以上の大型は引き合いが強くなっており、安定していた価格は反転していく見通しです。

 

《サンマ》

水産庁と水産研究・教育機構が7月31日に発表した長期漁海況予報によると、今年日本近海に来遊するサンマは昨年と比べ量が少ないとの予測です。試験採捕はコロナの影響で縮小され、昨年までの調査結果と比べ辛いですが、1網あたりの採集尾数が昨年までの数量より落ちているようです。サンマ資源が少ないうえに、資源回復が進むマイワシが餌場を占拠し、サンマが北方に追いやられているとの見方です。今年、日本の遠くにあるサンマ群は日本列島に近づく前に南下を始めてしまう可能性が高く、かつ日本沿岸はサンマの嫌う高水温のため、漁場も日本から遠い東方にできる予測となっています。

日本のサンマ漁は1950年代後半の50万トンがピークで、2000年~2012年、2014年も20万トン以上ありましたが、それ以降減少し始め、2020年は4万トン強と大きく落ち込んでいます。

 

■畜産

《豚肉》

輸入品(ヨーロッパ産 以下EU産/北米産)

輸入チルドポークの高騰や8月の搬入も盆前から落ち着きはじめ入荷量も増加します。不足が予想されたロイン系も需要が少なく、価格を戻しています。他部位も、国内在庫があり価格は安定したまま推移すると思われます。

 

国産品

量販店を中心に荷動きは良く、今後も高値で推移しています。切り落とし関係のもも、うでの需要は高く、外食で使うロイン関係は若干の余裕はあるようです。学校給食、内食の需要もありしばらくは高値安定のまま推移する見通しです。

 

《牛肉》

輸入品(オーストラリア産 以下AU産)

アメリカ産価格の上昇、現地の生産量調整で輸入量が減少。外食需要の落ち込みで安定していたロイン系も価格を戻しています。肩、バラ系も一時期の高値も落ち着き、需要は高まっています。今後、アメリカの状況・天候など不安定な要素はありますが価格は横ばい、もしくは強含みで推移していくと思われます。

 

輸入品(アメリカ産 以下US産)

コロナウイルスの影響で稼働停止、生産量減など現地価格が高騰したため、チルド品の余分な商品は買い付けされておらず、国内在庫は少なくなっています。国内在庫のチルフロ品の消化も進み、ロイン関係中心にしばらく高値が続くと思われます。バラ・肩系のショートプレート、チャックアイロールは販売が思うように進まず、値を下げ使いやすい価格に戻ってきています。9月からはチルド品価格も落ち着きますが、量販の巣ごもり需要、外食の回復次第で部位による価格差がでてくると予想されます。

 

国産品

外食、旅館に対し、国や県などの補助もあり徐々に需要も回復傾向にあります。学校給食での使用など取り組みも行われており消化は進んでいくと思われます。量販店での切り落としの需要も高く、部位によっては品薄感があります。ロース、ヒレなど荷余り感のある商材が年末に向けどうなるかが今後の相場に大きく影響します。

 

8月国内主要牛肉部位 相場状況

(凍・・・冷凍,チ・・・チルド)

・チ/凍 US産 リブ・テンダーロイン・・・横ばい

・チ/凍 AU産 サーロイン・・・強含み

・チ/凍 AU産/ヒレ・・・横ばい

・チ/凍 US産/AU産肩ロース全般・・・横ばい

・チ/  US産/AU産バラ全般・・・横ばい

・チ    US/AU産モモ・・・横ばい

・チ/  US産/AU産ハラミ・・・強含み

・チ/  US/AU産タン・・強含み

 

《鶏肉》

輸入品(ブラジル産/タイ産)

消費が伸び悩む中、ブラジルからの対日輸出量は多く、国内在庫は潤沢。回復傾向にあった外食需要も再び停滞しつつあり、需給の緩みによって軟調な相場が続いています。

タイ産は安定した相場ですが、ブラジル産の影響もあり上がり目はない状況。US産の骨付きモモは鶏インフルエンザの影響で入荷量は減少。引き続き小型サイズの品薄感が強いようです。

 

国産品

国産鶏は引き続きの巣ごもり需要で、堅調な相場を維持しています。需要期を外れたモモに関しては若干弱含みですが、それでも例年よりは高値を維持。その他の主要部位、ムネ・ささみ・手羽類は更にもう一段の上昇が予想されています。

 

■その他

《野菜》

中国産

中国国内の状況ですが、各地で大雨被害が出ているようです。特に影響が大きいのは四川省などの南部・内陸部が中心で、浙江省など工場の多い海沿いの地域にはそこまで影響はないようですが、それでも例年より降水量は多いため、農作物の生育に少なからず影響を与えています。

茄子の収穫が始まりましたが、上記の通り雨が多く減産の見込みです。オクラは栽培面積の減少と雨の影響で減産となりますが、新型コロナウイルスの影響で出荷が少なく、在庫は潤沢にあります。ジャガイモも雨の影響を受けています。特に原料の品質低下が見て取れるようです。冬瓜は生産が始まりましたが、価格は昨年より上がる見込みです。ゴボウも高値の推移。枝豆は一部地域では既に生産を終えています。収穫が始まる頃に雨が多くなってきたので、他の作物より被害は限定的です。

他の作物と違い、生育が順調なのが南瓜です。主産地の東北地方では雨が少なく、今のところ大きな問題はないようです。

 

《油脂》

油脂原料

アメリカ産大豆の原料相場は、6月以降の新型コロナウイルス蔓延による、経済停滞からの脱却への期待感と、米中第一段階合意後の中国の定期的な大豆購入を受けて、右肩上がりの上昇を見せています。

今後の相場変動のポイントですが、8月は大豆の収穫量に大きな影響を与える月と言われており、この時期の天候がどうなるかによって、値位置が大きく変わるとされています。

カナダ産の菜種相場も大豆同様、対中関係と天候が主な相場変動の要因となります。気温上昇の遅れが生育遅れ・生育不良を起こす要因となり、相場に大きな影響を与えるようです。

 

■おすすめ

堂本食品・まぜこみ3合用シリーズ

まぜこみ栗山菜ごはん〈330g-20個〉

せり、たけのこ、人参、しいたけの彩りの良い山菜ごはんに自然な甘さの栗を組み合わせました。

 

まぜこみ鮭昆布ごはん〈180g-20個〉

北海道産の鮭と昆布に人参を加えた彩りの良い旨味たっぷりのまぜごはんの素です。

 

まぜこみ松茸ごはん〈260g-20個〉

上品な松茸の香りと焼きあごの旨味が効いたまぜごはんに、厚みのある松茸スライスをトッピングした秋の定番ごはんです。

 

まぜこみ舞茸ごはん〈305g-20個〉

せり、たけのこ、人参、しいたけの彩りの良い山菜ごはんに薄味に仕上げた国産舞茸を組み合わせました。

 

 

掲載商品については各営業担当までお問い合わせください

 

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