NewsLetter
2020年5月号 鳥取県産鶏肉特集
■うなぎ
鰻はきわめて栄養価が高くバランスに富んでいるため、優れた食品と言われています。ビタミンが豊富で、特にビタミンA(眼や皮膚、粘膜を正常に保ち、免疫機能を高める)を多く含んでいます。他にもDHA(脳の働きを良くする)、EPA(脳梗塞、心筋梗塞といった血管の病気の予防に働く)などの栄養も取れます。
※価格や詳細につきましては弊社担当までお気軽にお問い合わせください。
※写真はイメージです。
国産 おおさき町 うなぎ蒲焼<60尾-10㎏>[冷凍]
中国産 うなぎ蒲焼 有頭<30尾-10㎏><45尾-10㎏>[冷凍]
中国産 うなぎ蒲焼 無頭<25尾-10㎏>[冷凍]
中国産 うなぎ蒲焼 端材<500g-20個>
中国産 寿司ネタ うなぎスライス[冷凍]
左:<6g-20×30P-2>
右:<7g-20枚×60P>
中国産 うなぎ蒲焼 略ポンカット[冷凍]
左:<100g-10>
右:<80g-10>
■はも
鱧は梅雨の雨を飲んで旨くなると言われており、梅雨の明ける7月になると脂が乗り始め旬となります。ビタミンやミネラルなどの栄養をバランス良く含み、天ぷら、唐揚げ、汁物など様々な料理にご利用いただけます。
※写真はイメージです。
活ハモ<約300~800g>[冷蔵]
活〆ハモ<約300~800g>[冷蔵]
開きハモ 骨切り<約500g~1kg>[冷蔵]
ハモ湯引き<500g>[冷蔵]
活〆骨切りハモ2S<100~200g/枚>[冷凍]
活〆牡丹ハモ<300g(30個)>[冷凍]
■ミートセンター おすすめ商品
輸入 チャックアイロールプライム 1.8mmスライス<1㎏>[冷凍]
US産牛肉の肩ロースにあたる部位になります。赤身と脂身のバランスがよく、濃厚でコクのある味わいが特徴です。炒め物や冷しゃぶなどにお使いいただけます。
輸入 牛リブアイロール 13mmカット<不定貫>[冷凍]
ニュージーランド産原料を使用しています。溶けやすい風味のある脂肪がバランスよく赤身とかみ合っています。ステーキやローストビーフはもちろん、バーベキューでもお使いいただけます。
■水産
《エビ》
BT(無頭・有頭)
主要産地のインドでは、コロナウイルスの感染者が急増したことを受け、外出禁止令が発令されました。工場を稼働させるためには政府の許可が必要で、工場に僅かな人数を出社させたとしても、池側が休業しているところが多く、加工作業が出来ていないようです。また、武漢でコロナウイルス発生がニュースになり始めた頃、インドやベトナムなどの産地では、稚エビの投入を減らしているとの情報もありました。中国向けの輸出が出来なければ、行き場のない冷凍海老の価格が下がるであろうと思われたからです。需要の縮小により、国際価格の暴落も予想されましたが、産地が稼働できていない状況ですので、海老の供給量が激減しています。国内搬入が遅れることは明らかで、日本国内在庫に需要が集中していることも相場が上がっている要因のひとつです。BT・バナメイとも、もともと大型サイズは業務筋で消化されていたため、需要がほとんどないため相場は安定していますが、比較的販売が好調な量販筋で多くが消化される小形サイズについては、特に相場が上がっています。日本国内への搬入の遅れ、稚エビ投入減、コロナウイルスの拡大等、複合的な要素で相場が変動しそうですので、動向に注意が必要です。
生食エビ
ロシア南蛮、ボタンエビ等の生食エビは、多くが中国に向かうアイテムです。現在中国からの引き合いは弱く、相場も弱含んでいきそうです。今後も一気に引き合いが強まる可能性は低いので、価格は安定していく見通しです。アルゼンチン赤エビは、量販筋での消化がメインのアイテムのため、相場はしっかりしています。L–3等の小型は、値上げ予測でしたが、今のところ横ばいです。外出自粛を受け、量販店での消化が進めば、品薄感が増しますので、相場が動く可能性があります。L–1は、在庫は潤沢ですので、価格は横ばいで推移していく見通しです。
国内相場状況
・BT殻付(無頭)・・・強含み(大型横ばい)
・BT殻付(有頭)・・・横ばい(大型弱含み)
・バナメイ(無頭)・・・強含み(特に小型)
・ロシア南蛮・・・若干弱含み
・アルゼンチン赤エビ・・・横ばい
・オーストタイガー・・・弱含み
・カナダボタンエビ・・・弱含み
《カツオ》
生食向けの冷凍カツオ相場は依然高い水準にあります。遠洋一本釣船ブライン凍結1級品(B1)の2020年1~3月の水揚げは3,102トンと前年同期の半分程度にとどまっています。特に1~2月は漁場が例年より遠くに形成されていたため、水揚げまでに時間が掛かっていたことと、群れも薄かったことが原因のようです。サイズも赤身が鮮やかで生食用として人気の大型サイズが少ないです。昨年1~3月のB1水揚げのうち、72%を占めていた4.5KG上と7KG上は、今年の1~3月は45%にとどまりました。水揚減少に加え生食向けの大型サイズの減少も重なり、高値横ばいが続く見通しです。
《ウナギ》
二ホンウナギ稚魚(シラスウナギ)の国内採捕が、事実上終了しました。2019年11月~2020年4月まで累計で約19.9トンの池入れ実績のうち、国内採捕のシラスウナギが約17トンで、国内採捕シラスの池入れが過去最低であった前期3.7トンを大きく上回りました。前期は極端な不漁を受け、最終池入れ量15.2トンのほとんどを輸入物でカバーした経緯があります。日本・台湾・中国・韓国のアジア4か国の総池入れ量も約65トン超えとなり、豊漁であった2017年の62トンを上回りました。蒲焼製品が価格面で恩恵を受けるのは、夏土用以降となりそうですが、明るい先行きとなりそうです。
■畜産
《豚肉》
輸入品(ヨーロッパ産/北米産)
外食業態は依然厳しい状況です。量販向けチルド品の販売は大幅に伸びていますが、現地の生産量減少による供給不足が深刻化しています。カナダ、アメリカともコロナウイルスの影響で稼働停止、作業員が出社できない等、大幅に生産量が減少しており、手間のかかる日本向けのアイテムも生産が困難になり、シングルベリー、筋引きテンダーロインなどチルドでの安定入荷が懸念されます。チルフロに原料が回らず冷凍原料も今後注意が必要です。
国産品
内食需要が高まり、量販店での販売が好調。それに伴い相場も上昇しています。また、コロナウイルスの影響でカナダ、アメリカの工場が稼働停止、減産など輸入チルドポークの減少による供給不足に大きく影響を受け、相場は堅調に推移していくと思われます。
《牛肉》
輸入品(オーストラリア産 以下AU産)
ウデ、モモ、バラ系は量販店向けに需要がありますが、外食向けロイン系の落ち込みが激しく荷動きが鈍くなっています。北米の生産量の減少で今後アメリカへ輸出の動きも活発になることが予想され、チルド品の価格は高値に推移する可能性があります。
輸入品(アメリカ産 以下US産)
新型コロナウイルスの影響で工場の閉鎖、作業員不足で生産量が低下していますが、外食向けアイテムの荷余り感は強く、需要回復には時間がかかると思われます。量販店向けのカタ、モモ、バラ系は堅調に推移しています。生産量の低下でチルドでの入荷が不安定になってくると予想され、冷凍へのシフトを検討するところも出てきている様子です
国産品
切り落としや挽材など安価な部位中心で量販店に販売が進んでいますが、ホテル宴会、ブライダル、外食向け中心のヒレ、ロースを中心にした高額部位の需要が回復するのは当面困難と思われます。和牛中心に価格は軟化傾向、挽材用のホルス、経産牛の相場は上げ傾向で推移しています。
5月国内主要牛肉部位 相場状況
(凍・・・冷凍,チ・・・チルド)
・チ/凍 US産 リブ・テンダーロイン・・・横ばい
・チ/凍 AU産 サーロイン・・・横ばい
・チ/凍 AU産/ヒレ・・・横ばい
・チ/凍 US産/AU産肩ロース全般・・・強含み
・チ/凍 US産/AU産バラ全般・・・強含み
・チ US/AU産モモ・・・強含み
・チ/凍 US産/AU産ハラミ・・・横ばい
・チ/凍 US/AU産タン・・横ばい
《鶏肉》
輸入品(ブラジル産/タイ産)
ブラジル産モモ肉は、大手パッカーが日本向け生産量を減少させたことで、現地相場に底打ち感が出てきました。日本の国内在庫、3月出船量(5月入船)はともに多く、加えて外食需要の減退などで下げ要因が目立っていますが、国内鶏肉の高騰・品薄がGW明けも収まる気配がありません。これら2つの要因で底値を迎えるという見方が強いです。
タイ産は既に底を打っており、手堅く小幅に動くと予想されています。
国産品
内食需要の高まりで、モモ肉中心に品薄になっています。つられてムネ肉、手羽類も強含みに、肝や砂肝などは外食店の休業などが響き弱含みとなっています。
■その他
《野菜》
中国産
新型コロナウイルスの問題について、発生の根源と言われる武漢でも移動制限が解除となり、中国全土で通常の生活に戻ってきたとされています。
タケノコは、雨不足で生育が悪くなっており、加えてコロナの影響で収穫する人手が足らず、人件費も高騰し、新物原料は前年比20%の値上がりとなっているようです。キヌサヤは、近年原料価格が安くなり農民の栽培意欲が低下、これに伴い栽培面積が減少傾向にあります。スナップエンドウも同じ理由で栽培面積が減少。本来であれば今年の原料価格は上がるはずですが、コロナの影響で欧州とアメリカへの出荷が不透明とり、下げに転じる可能性があります。アスパラガスは、栽培面積こそ減ってはいませんが、それ以外の状況はキヌサヤと同じです。インゲンは一部地域で既に生産を開始しています。収穫状況は良好で原料価格も昨年より安くなっているようです。
ほうれん草は4月下旬に主産地の山東省で収穫の最盛期を迎えましたが、ちょうど積雪があった事で作柄に少し影響が出る可能性があります。他の葉物野菜は概ね問題ないようです。
《油脂》
油脂原料
アメリカ産大豆の原料相場は、引き続き新型コロナウイルスの世界的蔓延により、リスク回避の動きによる下落と、投機資金流入による上昇を繰り返すなど激しい値動きになっているようです。他には南米産の収穫進捗と、アメリカ国内での作付け状況が、今後の相場変動要因になってきます。
カナダ産菜種の相場も、基本的にはアメリカの大豆と同じで、新型コロナウイルス次第といえます。他、現在の状況や変動要因として、まずカナダ国内の3月期末在庫は例年並みで、特に問題はないという事でした。ただし、一部の地域で積雪による収穫の遅れが指摘されているようです。
■おすすめ
※写真はイメージです。
鳥取県産 大地のハーブ鶏 もも肉・むね肉 米久 <2kg-6>[冷凍]
鳥取県で一貫生産された銘柄鶏です。飼料に天然ハーブと地養素を与えており、あっさりとした先味とうま味のある後味が特徴です。
左:もも肉
右:むね肉
※写真はイメージです。
鳥取県産 鳥取のとり もも肉・むね肉 米久 <2kg-6>[冷凍]
鳥取県産で地産地消がうたえます。国立公園大山山麓の中で、ミネラルを含んだ伏流水とバランスの良い飼料により清潔な農場で健康に育っています。
左:もも肉
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