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さんれい情報

NewsLetter

2018年9月号 肉特集

■秋味覚

 

※写真はイメージです。

空飛ぶいくら(いくら醤油漬け) 空飛ぶいくら 500G

銀聖の卵を秘伝の鮭醤油を加えたタレに漬け込みました。漁獲されたその日に腹だし→次の日に生で出荷。限られた時期しか味わうことのできない貴重な逸品です。

 

 

※写真はイメージです。

銀聖生鮭 ラウンド・フィーレ オス・メス  3.5KgUP 

北海道のえりも海域で水揚げされた銀色に輝く銀毛鮭。鮮度が良く、厳しい基準をクリアしたものだけが『銀聖』と呼ばれ、しっとりとした身質と濃厚な味わいが特徴です。

 

 

※写真はイメージです。

生サンマ(生鮮)各種サイズ

北海道の海で育ち、脂乗りは抜群!品質と美味しさにこだわった上質なサンマを取り揃えました。バリエーション豊富な規格が嬉しい、4kgタイプです。<規格:283032尾入り(4kg)>

 

 

※写真はイメージです。

新鮮生松茸

中国産、北米産(アメリカ・カナダ)

産地別出荷時期

中国産松茸情報

松茸の消費は中国国内でも年々伸びており、最近ではネットでも取引されています。現地では、日本のような「松茸=秋」という認識は無いので、収穫が始まればそのまま消費されていきます。経済発展で買い手も増えており、かつて安価だった日本への輸出価格は年々上昇しています。

 

 

 

■水産

《エビ》

BT(無頭・有頭)

無頭は引き合いが強い大型サイズ(13/15以上)の価格が強含んでいます。国内在庫過多で推移していたため、あまり買付けをしていない事もあり、大型サイズはショート気味です。有頭は、盆の需要もあったため、国内の在庫は一掃され、先物に準じた価格帯になってきました。今後お節向けの引き合いが入るので、価格は堅調に推移する見通しです。

 

バナメイ(殻付無頭)

水揚げを遅らせ、サイズを大きくする事で価格を上げたい現地と日本が欲しいサイズ(特に31/40)のオファーが少ないことで、日本の買付けは少ないようです。池揚げの中心は21/25ですが、日本国内は昨年販売苦戦したサイズということも買付けが少ない要因です。今後小型サイズは慢性的な品薄と、価格も上げ基調に転じそうです。

 

アルゼンチン赤エビ

国内在庫は、L‐1サイズがかなり少ないです。9月末頃にL‐2主体に搬入があるようですが、昨年に比べ価格は上がる見通しです。ストライキや天候不良で水揚げが落ち込んだこともあり、今後新物の搬入が始まり、在庫が切り替わるタイミングに各サイズとも相場が上がりそうです。L‐3サイズについても昨年に比べ搬入は少ないようです。

 

国内相場状況

・BT殻付(無頭)・・・横ばい(大型強含み)

・BT殻付(有頭)・・・横ばい~若干上げ

・バナメイ(無頭)・・やや強含み(小型少ない)

・バナメイムキエビ・・・横ばい

・ロシア南蛮・・・横ばい

・アルゼンチン赤エビ・・各サイズ強含み

・オーストタイガー・・・横ばい

・北欧甘エビ・・・横ばい

・ボタンエビ・・・横ばい

 

《北欧サバ》

今期、ノルウェーサバの漁獲枠は、昨年対比で約15%の減枠です。アフリカや日本以外のアジア諸国の買付意欲も旺盛で、価格も上がりそうです。アイスランドも7月後半から漁獲は始まっていますが、例年になく気温が低く、荒天の日が多いようでまとまった水揚げが無いようです。ノルウェー、アイスランドとも、水揚げの中心サイズが400/600で、フィーレ製品向けとしてはサイズ的に大きいので、買付けしづらい様子です。また300/500サイズに比べて価格も高いので、フィーレ製品の価格に転嫁せざるを得ない状況です。

 

《サンマ》

8月20日に大型船が解禁しました。漁模様は好調に推移しています。主力の道東3港(花咲・厚岸・釧路)と三陸の岩手県大船渡他の8月の総水揚げ量は前年同期比35%増の9,741トンと好調です。過去5年の水揚量の中で最も多かった2015年より2,500トン多く、8月末にまとまった水揚げがあり好漁ではじまりました。中心サイズは1尾120~140グラムで脂の乗りも良いようです。昨年は9月~10月が大不漁となりましたが、まとまった群れがどこを回遊し漁場を形成するかが、今年のサンマ漁の焦点となりそうです。

 

《数の子》

カナダ産全体の抱卵ニシンの水揚げは、昨年の約2万トンに対し今期は約1万3,000トンと不漁に終わりました。シトカの水揚げも激減し、昨年の約1万3,000トンに対し今期は3,000トンに終わりました。シトカの水揚げの激減を受け、資源の枯渇も問題視されており、来期は禁漁になるとの噂もあります。今後不安が残る漁場となりました。ロシアも昨年の約半分の3,000トンで、数の子製品の価格上昇は避けられない状況となりました。

 

 

 

■畜産

《豚肉》

輸入品(ヨーロッパ産 以下EU産/北米産)

EU産肩ロース、スソ物(モモ・ウデ)のアイテムは品薄感がみられます。全体的に荷動きは悪く、後半の連休で外食需要の伸びに期待されますが、相場は肩ロース以外横ばいで推移すると思われます。

 

国産品

今月は大型連休が2回あるうえ、気候が涼しくなり、外食需要に期待したいところです。猛暑の影響により増体率が悪く、遅れていた出荷も中旬には回復し、出荷頭数も増加見込みのため、中旬以降の相場は下がってくると思われます。

 

《牛肉》

輸入品(オーストラリア産 以下AU産)

グラスフェッド(牧草飼育)は、干ばつの影響により屠畜が進み、入荷量も多く9月は全体的に軟調の相場が続くと思われます。特にロイン系、バラ系は弱含みです。

グレインフェッド(穀物肥育)は10月中旬までは入荷量も順調なため、9月相場は横ばいで推移。10月後半から11月にかけてはアジア向けの出荷の伸びが顕著になってきており、相場は強含んでくると思われます。

 

輸入品(アメリカ産 以下US産)

ショートプレートはチルド、チルフロ含め在庫は潤沢にあり、9月の相場は軟調に推移すると思われます。高グレードのボンレスショートリブは需要期を外れ、またコスト高から買付けも非常にタイトなため浮遊玉は少ないです。

ストリップロインは現地需要が落ち着き、軟化した先物価格に順じ、国内相場も弱含みで推移しています。シマ腸は現地価格が上昇、本格的な需要期に向け相場は上げ基調です。

 

国産品

和牛は引き合いが少なく荷動きが悪いが、月後半に3連休が2週控えていることもあり、天候次第では活発な動きになりそうです。ただ近年は和牛からF1(交雑牛)にシフトが強まり、相場は横ばいで推移すると思われます。

F1は婚礼、外食需要増が見込め、部位によっては不足すると思われるため、早め早めの手当てをおすすめします。

 

9月国内牛肉相場状況

(凍・・・冷凍,チ・・・チルド)

・チ/凍 US産サーロイン・・・弱含み

・チ/凍 AU産サーロイン・・・弱含み

・チ/凍 US産ヒレ・・・横ばい

・チ/凍 US産/AU産肩ロース全般・・横ばい

・チ/凍  US産/AU産バラ全般・・・横ばい

・チ   US/AU産モモ・・・横ばい

・チ/凍 US産/AU産ハラミ・・・弱含み

・チ/凍  US/AU産タン・・・横ばい

 

《鶏肉》

輸入品(ブラジル産/タイ産)

ブラジル産モモ正肉は、9月入荷が4.7万トンと多く、実際のコストは高いながらも国内在庫の相場は下げ傾向に。また、10月入荷分の出船状況が初週少なかったことで反転も予想されましたが、2週目が多かったので、ジリ下げとなる見込みです。

角切も8月繁忙期の作業軽減目的で一時的に需要が高まったものの、タイ産の入荷増加により軟調傾向にあります。

 

国産品

潤沢な供給が依然として続き、モモ肉についても昨年を下回る相場。9月下旬頃からは年末に向け少しずつ値上がっていく見込みです。ムネ肉は投げ売りも出てくる状況ながら、加工需要も多く今後ばいで推移すると思われます。

 

 

 

■その他

《野菜》

中国産冷凍野菜

山東省の平均気温は例年よりやや低い日が続きましたが、中旬に大雨が降ったことで干ばつは解消に向かいました。浙江省の気温は例年並みで推移していますが、台風の影響を受けている地域もあり、今後の動向には注意が必要です。

枝豆の生育状況は順調とされていますが、人件費の高騰により、むき身は値上がり傾向にあります。オクラの作柄は順調ですが、中国国内の需要増に伴い、若干値上がり基調に。蓮根は作付面積が若干増加、価格は安定化に向かう見込みです。

 

ヨーロッパ産フレンチポテト

ヨーロッパでは、干ばつと熱波が長引き、じゃがいもの収穫量が前年比25~30%減産の見込みとなっております。

水不足により品質が大幅に低下したうえ、原料相場は過去15年間で最高値を記録するなど、新物ポテトの供給不足と値上がりは確定と言えます。

上記状況から、現地サプライヤーが大手ユーザーへの今期オファーを取り下げるなどの動きが続出しているとのことです。

 

《油脂》

油脂原料

アメリカ産の大豆は8月の単収が良好だったため下落傾向。ただし米中貿易摩擦により見通しは不透明となっているようです。菜種については、中国がアメリカ産大豆を買えなくなった場合、代わりにカナダ産菜種を買い付ける可能性があり、相場上昇の大きな要因となり得るとされています。

 

 

 

■おすすめ

※写真はイメージです。

黒毛和牛 うでスライス 1.8mm二折り 10枚入り

黒毛和牛の、ウデ肉を鍋用にスライスしました。運動量が多い部位で赤身の中に適度な脂身があり、見た目にも綺麗なサシが入っています。すき焼きに最適です。

 

※写真はイメージです。

黒毛和牛 モモ肉ブロック真空  約1kg

黒毛和牛のモモ肉をグリムキにし、ブロック状にして真空包装してあります。1ブロックあたり、約600g~1kg前後の使いやすいサイズにカットしてあります。ミニステーキや陶板焼き、ローストビーフなどにお使いください。

 

※写真はイメージです。

豚ロースしゃぶしゃぶ用 2mm 飯南

 

※写真はイメージです。

豚バラスライス 1.5mm 飯南

島根県飯南町産の銘柄豚!管理が行き届いた養豚場で飼育され、余計な薬剤投与を行わず、こだわりの飼育方法により大切に育てられた豚です。脂身まで美味しく、臭みもなく冷めても硬くならないのが特徴です。しゃぶしゃぶやセイロ蒸しなどにお使いください。

 

 

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