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さんれい情報

NewsLetter

2019年10月号 水産品

■ 蟹

~日本海西部の沖底・小底 ズワイガニ漁獲時期のご案内~

松葉ガニ(オス) 親ガニ(メス) 若松葉ガニ(水ガニ)
島根 11/6~3/20 11/6~12/31 1/20~2/29
鳥取 11/6~3/20 11/6~12/31 2/1~2/29
兵庫 11/6~3/20 11/6~12/31 1/20~2/29
京都 11/6~3/20 11/6~1/10 禁漁

 

~取り扱いアイテム(冷凍品)~

No 品名 形状 産地 サイズ 規格 ブランド
ボイルガニ セクション カナダ L・M 5kg・3kg ラグジャリー他
生ガニ セクション ロシア L・M 5kg 船凍品
ボイルガニ 姿 カナダ 4~8尾 3kg ラグジャンリー・寿他

サイズによっては在庫に限りがございます。お早めに営業担当までご用命ください。

 

 

 

■ スマ

【販売予告】11月2日(土)~12月末予定

※写真はイメージです。

<不定貫>[冷凍]

地方名ではスマガツオ、ヤイトガツオ、ホシガツオ等と称されます。背側は中トロ、腹側は大トロのような身質です。

 

 

 

■ミートセンター おすすめ商品

※写真はイメージです。

輸入 牛チャックアイロールスライス 2mm<1㎏-5>[冷凍]

肩ロースにあたる部位になります。赤身と脂身がバランスよく、まじりあったコクと濃厚な味わいが特徴です。すき焼きやしゃぶしゃぶ等にお使いいただけます。

 

※写真はイメージです。

輸入USチャックプレートスライス 2mm<不定貫>[冷凍]

程よい歯ごたえで、赤身が特徴なサッパリした味わいです。冬は薄切りで鍋材料に、夏は厚切りで焼肉材料としてお使いいただけます。

 

 

 

■水産

《エビ》

BT(無頭・有頭)

インドの集約玉は、大半が米国に流れ、日本への搬入は少ないようです。粗放は日本の引き合いが強く、価格は上昇傾向です。日本の今シーズンの買付けは、ほぼ終了したと思われます。今後年末に向けては、国内現物に対する引き合いが強まると予想され、相場は強含んでくる見通しです。有頭も年末向けの需要が高まってきますので、価格は締まってくると予測されます。

 

バナメイ(殻付無頭)

水揚げは21/25が中心サイズです。米国・日本の26/30以上の大型サイズ、中国からは31/40以下の小型サイズの引き合いが強く、相場は横ばい~若干の上げ予測です。関西の量販は、販売をBTにシフトしているようで、今後の引き合いで相場は変動しそうです。

 

アルゼンチン赤海老

主要消費国のスペイン・中国の在庫消化が鈍く、産地からの出荷ペースは遅いようです。今のところ、スペインのクリスマス需要、中国の旧正月需要もほとんどないようで、供給過多の状態です。今期の水揚げはL1・L2が中心で、これらのサイズは緩やかに相場が軟化する見通しです。L3は少ないので、今後相場は締まってくると予測されます。

 

オーストタイガー

秋漁も好漁のようで、現在日本国内も不需要期のため、相場は安定しています。10月は年末向けの商談が始まります。引き合いは、9/12、13/15に集中しそうですが、他の有頭海老に比べ高値のため、相場は横ばいで推移しそうです。

 

ロシア南蛮海老  

7月からスタートしている沿海州の操業船は、軒並み中国向けに販売されています。日本のマーケットが、特に夏場の品質に関して厳しいことで、日本向けのオファー自体を避けている様子ですが、マーケット自体が縮小しているため、相場は横ばい予測です。

 

国内相場状況

・BT殻付(無頭)・・・横ばい(大型強含み)

・BT殻付(有頭)・・大型横ばい、小型若干軟化

・バナメイ(無頭)・・・強含み

・ロシア南蛮・・・横ばい

・アルゼンチン赤エビ・・・若干弱含み

・オーストタイガー・・・弱含み

 

《ホタテ》

ボイルホタテ

消化が鈍く、価格は安定しています。今後は鍋需要もあり、消化次第で相場が動きそうです。Mサイズは引き合いが入っており、若干価格が締まってきました。

 

貝柱

4S以下の小型は大手回転寿司、量販、輸出等の引き合いが強いこと、アソートも少ないことから相場が上がってきました。S以上のサイズは在庫も潤沢になりつつあり、今後少しずつ相場が軟化してくる予測です。

 

《魚卵》

アラスカ チャム/マスコ

アラスカチャムの漁獲予想約2,900万尾に対し約1,100万尾と半減以下で終わりました。マスは、漁獲予想約13,800万尾に対し、約14,500万尾とほぼ予測通りの漁獲でしたが、日本側の希望価格が安過ぎることで他国向けの販売が進んでおり、日本への搬入は激減する可能性が高くなっています。

 

ロシア チャム/マスコ

ロシアチャムの漁獲予想約122,000トンに対し、実績約54,000トンと激減で終了しました。マスは漁獲予想約388,000トンに対し実績約313,000トンと比較的順調に漁獲されました。アラスカ同様に、日本側の希望価格が安く、自国消費向けに90%以上を販売しており、今のところ日本側の希望数量が確保できていない状況です。

 

 

 

■畜産

《豚肉》

輸入品(ヨーロッパ産/北米産)

アフリカ豚コレラが依然として日本を含め、世界の輸入動向に大きな影響をもたらしています。9月17日に韓国で発生し、10月3日時点で13件の発生が確認されています。世界最大の消費国の中国に加え韓国からの引き合いも強まれば、ひっ迫感はさらに強まる可能性が考えられます。DKバラ肉は、11月入船以降の入荷量が減少する見込みで、来月の価格は強含んでくると思われます。スソ物のウデ・モモは在庫が少なく手当てに注意。肩ロースについては国内在庫潤沢により相場弱含みです。

 

国産品

10月~11月は例年最も出荷頭数が多く、相場は下落するのが通常のパターンで、今年も落ち着いた相場展開が予想されます。9月で発生から1年を経過した豚コレラは関東で確認され、これまでワクチン接種に慎重な姿勢を崩さなかった政府もワクチン接種へと踏み切ることになりました。接種によって消費者の豚肉離れや風評被害が懸念されます。

 

《牛肉》

輸入品(オーストラリア産 以下AU産)

チルド・フローズン共に国内の動きは鈍く、在庫も潤沢で特にバラ系・ウデ・肩系・ロイン系は軟調です。挽材のカウフォア・トリミングは米国・中国からの引き合いが強まっていることから、現地価格高騰、国内在庫も品薄のため年内は高値で推移すると思われます。

 

輸入品(アメリカ産 以下US産)

例年、この時期は需要減少により相場は弱含んでくると予想されます。ストリップロインの低グレードは緩やかに下落、チョイスグレードは引き合いが強く高値。ショートプレートは冷凍品の在庫が多く軟調、チルドは在庫の販売が進み、相場は回復見込み。チャックリブ・ボンショーは引き続き在庫過多で低調。チャックテールは現地価格が下がったことで軟調です。

 

国産品

和牛、末端での鈍い荷動きが続いているため、やや落ち着いた相場です。

交雑牛・乳牛は出荷頭数の減少、交雑牛は和牛からの代替需要もあり相場強含み、特にヒレ肉は婚礼などの引き合いが増えるため、早めの在庫確保をおすすめします。

 

10月国内牛肉相場状況

(凍・・・冷凍,チ・・・チルド)

・チ/凍 US産リブ・サーロイン・・・弱含み

・チ/凍 AU産サーロイン・・・弱含み

・チ/凍 US産ヒレ・・・弱含み

・チ/凍 US産/AU産肩ロース全般・・弱含み

・チ/凍  US産/AU産バラ全般・・・弱含み

・チ   US/AU産モモ・・・弱含み

・チ/凍 US産/AU産ハラミ・・・横ばい

・チ/凍  US/AU産タン・・・弱含み、横ばい

 

《鶏肉》

輸入品(ブラジル産/タイ産)

日本国内のマーケットが低調で、在庫消化の為に実勢相場より安価な販売が散見されていましたが、

中国の買い付けが回復基調になり、また韓国で豚コレラ発生した事で、ブラジル現地価格が再び上昇しています。国内の在庫消化もある程度進んだ為、相場は下げ止まりを始めており、これから年末に向けては緩やかに上昇しそうです。角切については、30-40サイズは相変わらず高値安定、20-30レンジは安価な状態が続いています。

 

国産品

在庫量は潤沢で生産量も高水準と、今後も値頃感のある相場が見込まれます。但し年末需要の頃には、モモ肉中心に高まってくると思います。

 

 

 

■その他

《野菜》

中国産

オクラについて、農薬「クロルメコート」の残留農薬基準の改正の影響で山東省の多くの原料が使用出来ない状況となり、原料価格が上昇しています。

里芋は干ばつの問題が緩和され、昨年より産量が10%増加する見込みです。昨年原料が高騰した事で栽培面積も増えていますが、オクラ同様、農薬検査のコストや人件費アップを受けて、原料価格はあまり下がらないと思われます。

ピーマンの生産が終了しましたが、緑と赤ピーマンの原料価格は横ばいのようです。黄ピーマンは作付面積が35%減少しました。ゴボウの新物が出てきましたが価格は下がっていません。茄子の生産は終了し、供給に問題はなさそうです。

南瓜は雨の影響で腐りがありましたが、大きな影響は無さそうです。ブロッコリー、カリフラワーも現状問題なさそうです。栗は昨年より豊作です。

 

《油脂》

油脂原料

アメリカ産大豆の原料相場は、中国が米国産大豆買い付けをした事による、関係改善への期待感に加え、サウジ石油設備が攻撃を受けた事で原油が急騰した影響で、相場が上がってきています。天候に対する懸念は無い為、相場は主に米中関係に左右される状況です。カナダ産の菜種相場も基本的には大豆の状況と連動していますが、生育遅れなど天候要因も加わっており堅調な推移となっています。

 

 

 

■おすすめ

※写真はイメージです。

ご馳走アジの梅大葉フライ 日本水産 <40g-60個×4>[冷凍]

ニュージーランド産の脂の乗った大型サイズのマアジを使用しました。梅と大葉を挟んで揚げた、食べ応えのあるアジフライです。

 

※写真はイメージです。

ご馳走たらカツ 日本水産 <50g-50個×4>[冷凍]

新鮮な助宗鱈を使用したカツです。身を2枚重ねにしているため、食べたときの食感がふんわりしています。衣の剣立ちも良く、手作り感があります。

 

※写真はイメージです。

エビがギッシリ!ご馳走エビフライ 日本水産 <500g(30尾)-10P×2>[冷凍]

下味をつけた大型サイズのバナメイを、あえて伸ばさず薄衣でパン粉を付けました。一口目のごりっとした本来の食感と、後味に残る旨味が特徴です。

 

※写真はイメージです。

お魚ソー スライス 5mm 日本水産 <500g-20個>

新鮮なお魚のすり身と植物性素材を主原料にした、ヘルシーな魚肉練り製品です。学給、産給の煮炊き物やサラダの素材にぴったりです。

 

 

掲載商品については各営業担当までお問い合わせください

 

株式会社さんれいフーズ 営業推進本部 商品企画部(佐々木・斉木・足羽・米田・安藤・田中・近藤・松本)発行

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