PRODUCT 自社開発製品・サポート

さんれい情報

NewsLetter

2024年春号 季節のおすすめ水産品

■活〆境港サーモン

3月26日より水揚げ

※写真はイメージです。

日本海の荒波で育った銀鮭は適度な脂乗りで身の締まった魚に仕上がります。高鮮度な状態で活〆処理しているので臭みが少なく身質の良さが特徴です。

 

ラウンド [冷蔵] 約7.5kg(不定貫)

サイズ目安

4月上旬 1.2kg~1.3kg
4月下旬 1.3kg~1.4kg
5月上旬~中旬 1.5kg~1.7kg

 

フィーレ [冷蔵] 約5kg/ケース(不定貫)

■400g前後/枚

■カマあり、腹骨あり、ピンボーン(小骨)あり、ウロコなし、ヒレなし、脱気個包装

 

 

 

■隠岐の岩がき 清海

※写真はイメージです。

[冷蔵]

サイズ 1個重量
SS 160g~199g
S 200g~249g
M 250g~299g
L 300g~349g
2L 350g~399g
3L 400g~449g
4L 450g~499g
特大 500g~

サンプル検査による衛生基準をクリアしたのち出荷されます。
岩がきの美味しさの指標であるグリコーゲンは3月~7月に最も多く蓄えられます。

 

 

 

■うなぎ

※写真はイメージです。

中国産状況

ジャポニカ種高水準、ロストラータ種安定的

福島の処理水問題を受け、中国国内での水産物の売れ行きが鈍化しています。代わりに河魚(鰻、鯉)などの需要が増加し、相場上昇に繋がる要因の一つとなっています。昨年9月以降は徐々に中国国内の外食需要も回復し、活鰻需要もロストラータ種を中心に増加しています。今年、ジャポニカ種原料が枯渇し、かなり高い水準です。ロストラータ種は安定的な状況のため、弊社もロストラータ種中心に揃えています。

 

国産状況

若干の在庫調整はあるが今後は強含み傾向

日本国内解禁後、シラスウナギの採捕は3度の“闇の大潮”いずれも空振り。国内累計採捕量は3トン程度、輸入シラスを合わせても9トン程度です。昨年より順調ですが、2018・19年の大不漁の経験から各社慎重になっています。昨年は高値の成鰻が市場に出回り、多くの量販店で販売が減少。サイズによっては決算前在庫処分の投げ玉があるものの、運賃コスト、光熱費増などにより、今後価格は上昇していくと推測しています。

※弊社取り扱いの国産メインブランドはおおさき町うなぎです。

 

 

 

■水産

《エビ》

BT(無頭)

大型(4/6~6/8)サイズは国内在庫が少なく、引合い強く高止まり。8/12~16/20は年明け以降、集約玉の搬入がありかつ円高進行により国内相場は弱含みと予想しておりました、新物搬入、国内在庫ともに予想以上に少なく、また為替も円安に戻したため、国内現物を買い集める動きが発生、1月下旬以降が急激に強含みの展開となっております。粗放についても同様に強含み傾向です。

 

BT(有頭)

年始以降は円安に振られたため、昨年ほどのインパクトはありませんが、ベトナム、ネシア等、他産地と比較し、割安感が出てきています。2月は需要期でもあり、相場は全体的に弱含みの展開です。

 

バナメイ(無頭)

エクアドルの2023年1~12月輸出量は、前年比14%増の121万トンとなります。そのうち中国への輸出は、21%増の71.5万トンとなっており、全体の59%を占めます。10月下旬に16/20、21/25を中心に安値オファーが出始め、日本にも搬入しておりました。年明けエクアドル大規模テロが発生、今後も不安定な状況が続き、新物搬入が困難になり各サイズが100~200円程度上昇。特に26/30サイズが品薄です。

 

フラワー(無頭)

主力産地であるインド南部・スリランカにおける漁獲、及び搬入量が昨年より大幅に少なくなっております。特に8/12サイズは少なく、固定のブランド指定は更に難しい状態となっています。

 

エビ(その他)

アルゼンチン赤エビ(L2・L3)は新物搬入があり横ばいで推移。L1については搬入量が非常に少なく強含みでいます。L1(10/20)の1尾単価とL2(20/30)の2尾単価が逆転し、L2へ消費が移ると予測しています。

 

国内相場状況

・BT殻付(無頭)・・・・強含み

・BT殻付(有頭)・・・・横ばい

・バナメイ(無頭)・・・横ばい

・ロシア南蛮・・・・・・高値横ばい

・アルゼンチン赤エビ・・高値横ばい

・オーストタイガー・・・高値横ばい

・カナダボタンエビ・・・高値横ばい

 

帆立

ボイルの最盛期は3月後半~4月になります。

現状中国向け両貝がないため、増産になると思われる昨年に比べ浜値は下がっています。貝柱の輸出はアメリカ中心に好調維持、ふるさと納税等でも好調維持しており、在庫はかなり消化された模様、産地在庫を含め多くはなく、価格は大幅に上がっております。

 

チリ産銀鮭

今年に入り、現地でアトランテックサーモン400万尾が藻類の発生でへい死しました。生産者は、アトランがもともと減産傾向だったこともあり、価格が急騰し銀鮭の需要は増えてきています。

 

ノルウェーサバ

2023年の輸出は、前年比10%減となる単価高を反映して金額は過去最高を更新しました。例年は、1尾400~500Gが多いが、今期は同サイズが少なく、三枚おろし用30尾、35尾の不足が予測されています。日本国内のサバ不漁も背景に、商社渡しも過去最高値と推測しています。

 

カキ

広島産のカキむき身の浜値は、1月後半から強含みの気配が表れる。今期はカキの生育遅れやへい死が目立ち、カキ殻の排出削減で生産者が休業日を増やしていることもあり、むき身供給量が頭打ちで昨年10月のシーズン開幕から浜高が続いています。岡山県はおおむね順調で、1月のむき身生産量は、不振だった前期を上回って例年並みになりそうです。韓国産は、前年比23%増、過去最高値になっています。

 

■畜産

《豚肉》

輸入品(ヨーロッパ/アメリカ/カナダ産ほか)

ヨーロッパ産のフローズンポークは、最短ルートであるスエズ運河を2023年12月上旬に航行中、船舶がミサイル攻撃を受けたことで、急遽航路の迂回を余儀なくされ、現在でも南アフリカ共和国の喜望峰を経由する航路での輸入となっています。

喜望峰を経由する航路は約1ケ月遅れでの搬入と見込まれていましたが、アジア諸国の各港に立ち寄ってから最後に日本へ到着する航路であることから、寄港する度に冷凍コンテナの入れ替えに日数がかかるなど、さらに大きな遅延が生じる結果となっており、日本国内在庫の減少に拍車をかけています。

国内在庫のひっ迫、船舶運賃の上昇、円安・外貨高により買付が進まないなど様々な要因が絡み合い、相場は全ての部位で上昇、産地や部位によっては欠品が生じており、この状況は6月くらいまで継続しそうです。

 

3月 輸入フローズンポーク主要部位 状況

・デンマーク産 バラ・・・高騰/品薄

・デンマーク産 肩ロース・・・高騰/品薄

・デンマーク産 ヒレ・・・高騰/品薄

・スペイン産  バラ・・・高騰/ひっ迫

・スペイン産  肩ロース・・・高騰/ひっ迫

・スペイン産  うで/もも・・・強含み/品薄

・アメリカ産   ロース・・・高騰/品薄

・カナダ産   肩ロース・・・高騰/品薄

※用語説明 下落<弱含み<もちあい<強含み<上昇<高騰

 

《牛肉》

輸入品(アメリカ産/オーストラリア産ほか)

頭数不足の否めない北米産ビーフは、現地高値が継続しており、為替円安も相まって各社買い付け量を絞っています。各社必要分の買い付けに留まることから需給バランスは適正に保たれることが予想され、チルド・フローズンとも相場は概ねもちあい~強含みで推移するものと見込まれます。

なお弊社では、お買い得なカナダ産の牛ロース(再肥育経産牛)の取り扱いを始めています。この機会にぜひお試しください!

オーストラリア産は、港湾関係者によるストライキ問題がようやく妥結に至りました。これから入荷遅延が徐々に解消され、日本国内への安定搬入による品薄高値相場が落ち着きを見せていくことが期待されます。

 

3月 輸入ビーフ主要部位 状況

チ・・・チルド,凍・・・冷凍

・チ/凍 US産 ロース・・・強含み

・凍   CA産 ロース(再肥育経産牛)・・・弱含み

・チ/凍 AU産 ロース(グラス)・・・もちあい

・チ/凍 AU産 ロース(グレイン)・・・弱含み

・チ/凍 AU産 ヒレ(グラス/グレイン)・・・もちあい

・チ/凍 US産 肩ロース・・強含み

・チ/  US産 バラ・・・強含み

・チ/  AU産 バラ(グラス)・・・強含み

・チ/  AU産 モモ(グラス)・・・弱含み

・チ/  US産/AU産 ハラミ・・・上昇

・チ/  US/AU産 タン・・上昇

 

《鶏肉》

輸入品(ブラジル産/タイ産)

ブラジルの対日輸出量は12.1月(4月頃入荷)と想定より多くなりました。最需要期を過ぎて今後は国内在庫も増加していく見込みです。一方で現地の価格は日本の思惑と乖離があり、加えて円安の影響もあるので安くは買えていない模様。中国・韓国など他国の需要は落ち着いているものの、春以降も大きく下がる事は無さそうです。

 

国産品

モモ肉は在庫も多く価格は低調で、一部処分販売も見られます。懸念されていた鶏インフルエンザの発生も昨年よりかなり少なく、今後の相場も安定していくものと思われます。卵の方も今年は問題なさそうです。副産物は引き続き不足しています。

 

■農産

《野菜》

中国産

葉物野菜:ほうれん草は3月中旬から収穫生産が始まり、4月末頃まで行われる予定です。一部雪の影響で凍傷などの被害が出ましたが、それほど大きな影響は無さそうです。小松菜と青梗菜は3月上旬から播種を行い、5月上旬から収穫生産が始まります。

こちらも雪の影響で播種が少し遅れた所もありますが、大きな影響は無く平年並みの産量に落ち着くと予想されています。

牛蒡:911月播種の秋播き分は6月頃の収穫予定です。現在は34月播種の春播き分の貯蔵原料が市場に出回っていますが、原料不足により価格が高くなっており、秋播き分の収穫が始まるまで下がらない見込みです。

人参:福建省では収穫が始まっていますが、栽培家庭において特に天候被害は無く、生育状況も良好です。山東省では3月上旬から播種を行います。

 

《油脂》

油脂原料

大豆:シカゴ相場は、中国の需要が振るわない中、南米において生育に好ましい天候が続いている事により、軟調な展開が継続しています。

菜種:カナダ・ICE相場も、大豆他植物油の総じて弱い市場に釣られる形で値を下げ、1月には2020年末の水準まで下落しました。

今後のポイントは、大豆・菜種共に南米大豆の生育状況をメイン材料としながら、その他植物油市場、中東の原油市場、ロシア・ウクライナ情勢の影響を受けながら推移していくものとされます。

 

 

 

■おすすめ

※画像はイメージです。

粉付きムキエビ 5V2lzq¥
<1kg-10> [冷凍]

約50尾入り

下味・打粉付き

●約6センチ大型エビで満足の食べ応え!
●下味・打粉付きで揚げるだけ、アレンジ自在♪
●鮮度抜群の原料のみを厳選!
●衣を薄くし、外はサクサク中はプリプリの食感!
●便利でロスなしのIQF凍結!

サイズ ▶ 26/30
原産国 ▶ ベトナム
調理方法 ▶ 170℃ 約4分

 

※写真はイメージです。

JFSA 半熟味付卵 〈MS玉6個×10袋×3合〉 [冷凍]

ラーメン、冷やし中華の具材としてはもちろん、おつまみにもおすすめです。

 

※写真はイメージです。

JFSA 冷凍ブルーベリー 〈500g-20〉 [冷凍]

4月1日発売

自然の甘さとさわやかな酸味で、デザートやドリンクのトッピング、手造りジャムにも。

 

 

掲載商品については各営業担当までお問い合わせください

 

株式会社さんれいフーズ 商品部 商品企画グループ(佐々木・斉木・足立・野津・内藤・近田・安藤・近藤・塚本・渡邉)発行
〒683-8506 鳥取県米子市旗ヶ崎2147 TEL 0859-33-6160 FAX 0859-33-6174
【免責】株式会社さんれいフーズ(以下「当社」)は、この”NewsLetter”(以下「本紙」)上に掲載してご提供する商品情報及び相場情報について、細心の注意を払っておりますが、その完全性、正確性を保証するものではありません。本紙の情報を利用することにより直接的・間接的に損害あるいは不利益が生じた場合でも、当社および関連会社は一切の責任を負いかねます。