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さんれい情報

NewsLetter

2022年8月号 小鉢和惣菜

■松茸

夏から秋に向けて本格的な旬を迎える『松茸』。松茸は低カロリーで食物繊維が豊富です。また、ビタミンD・ナイアシン・カリウムなどの栄養素も含まれています。加工・生鮮と取り揃えてますので、ぜひお試しください。

 

※写真はイメージです。

生鮮松茸

輸入生鮮松茸の取り扱いをお盆明けから始めました。8~10月はメインとなる中国産、10~11月は北米産が出回ります。中国産は主に雲南省・四川省産で、チベット近くの自然豊かな高地で採取されます。

出荷時期

中国産(雲南省、四川省) 【7月下旬~10月下旬】
北米産(アメリカ、カナダ) 【9月下旬~11月中旬】

 

 

 

■グランサーモン

グランサーモン(トラウト) トリムC 2枚入り 〈不定貫〉 [冷蔵]

 

グランサーモン(トラウト) ラウンド 〈不定貫〉 [冷蔵]

 

最先端のテクノロジーを使って陸上で養殖された国産サーモンです。大山の伏流水を循環させる魚にも自然にも優しい方法で飼育を行うことにより、病気や寄生虫の問題が一切無いため、無投薬で養殖することに成功しました。安心・安全はもちろんのこと是非水揚げ直前まで泳いでいた鮮度抜群の魚をお試しください。

 

 

 

■おすすめさんれい製品

※写真はイメージです。

3種のきのこのクリーミーコロッケ 〈40g-20個×6P-2〉 [冷凍]

舞茸・椎茸・しめじの旨味を贅沢に閉じ込めてクリーミーなソースで包み込みました。

 

※写真はイメージです。

広島産かきのクリームコロッケ 〈40g-20個×6P-2〉 [冷凍]

広島産の牡蠣の旨味が溶け込んだ風味豊かなクリームソースをサックリ衣で包みました。

 

 

 

■水産

《エビ》

BT(無頭・有頭)

無頭はインドからのオファーが少なく、6月より価格が上昇しています。現地のアソートは、26/30以下の小型が多いですが、日本国内の販売価格より高いため、買付けが出来ていないようです。

有頭は、小型主体のスリランカの海老養殖がバナメイへシフトしたことや、フィリピンも同様にバナメイ養殖にシフトしていることで数量は少ない見通しです。中国やドバイからの引き合いは強く、相場は強含みで推移しそうです。日本向けの成約は少なく、盆以降は年末需要とも重なるため、品薄と相場強含みは継続しそうです。フリー玉も少なく、集荷が難しくなりそうです。

 

バナメイ(無頭)

インドは水揚げ増加で21/25サイズの現地価格は下落傾向です。13/15の大型サイズは引き続き欠品しております。26/30以下のサイズは日本や他国からの引き合い強く高値横ばいです。良品のエクアドル産の浜値が下がり、数量は多くはないようですが、一部日本向けに成約されたようです。特に小型サイズは並品のインドバナメイとの値差が少なくなりそうで、量販を中心に取り扱いするところが多くなりそうです。

 

生食エビ 他

ボタンエビは漁獲が少ないうえに、中国の買付け意欲は旺盛で、価格は高騰しています。ロシア南蛮エビも同様に、中国が高値でも買付けを進めており、相場は更に値上となります。特に2L以上の大型サイズは日本国内在庫も薄く、値上幅は大きいと予測されます。アルゼンチンアカエビは、EU諸国の在庫が多く、引き合いは弱いようです。産地の在庫も多いようで、価格は下げ傾向ではありますが、為替(円安)の影響で、円貨に直すと値上となりそうです。

 

国内相場状況

・BT殻付(無頭)・・・強含み

・BT殻付(有頭)・・・強含み(小型品薄)

・バナメイ(無頭)・・・強含み

・ロシア南蛮・・・・・・強含み・品薄

・アルゼンチン赤エビ・・高値横ばい

・オーストタイガー・・・強含み

・カナダボタンエビ・・・暴騰

 

数の子(にしん)

カナダBC州は、昨年の漁獲実績11,278st(ショートトン)に対し、今期の漁獲枠は7,621stの発給でした。資源の減少を見据えた減枠でしたが、実際の漁獲量は4,240stで終了となりました。一方、シトカの漁獲実績は、2021年の15,600stに対し、2022年は26,350stでした。資源回復により過去最高の漁獲となりました。アメリカ・カナダの漁獲実績は、昨年の46,193stに対し、2022年は約50,000stとなります。北海道は2021年の3,350㌧に対し、2022年は約5,400㌧まで積み上がり、過去最高の漁獲量となっています。

ロシアは昨年に比べ豊漁との情報ですが、基本的に翌シーズン向けの原料となるため、年内販売分としての出回りはほとんどありません。

アメリカ・カナダの原卵加工は、労働力確保に難航したようで、例年より1~2週間程度遅れたようです。冷凍コンテナの手配遅れにより、日本国内への搬入も遅れました。また、オスの比率が高く、漁獲数量に対する原卵の産出量は少ないようです。原料価格は漁獲シーズン前に昨年より高い水準で最低保証価格が設定されたことや原料輸送賃の高騰、また円安も進んだことで、今期の価格は昨年より高くなる予測です。副原料や資材コストの上昇も値上予測の要因といえます。更に日本への搬入も遅れており、年末販売の商品確保は例年より早いペースで進みそうです。

 

■畜産

《豚肉》

輸入品(ヨーロッパ産 以下EU産/北米産)

輸入チルド品の先物価格は上昇、量販店は安価なウデ、モモの消費が好調です。国産豚肉は、高騰を続けていましたが盆明けより平年並みに戻ると思われます。フローズンポークは、7月の出荷が予想以上に悪く余り気味ですが、外貨が高く入荷量の増加が見込まれないため、価格は横ばい。今後品薄感が強まっていくと思われます。

 

国産品

昨年を上回る高値で推移していましたが、夏休みで給食需要もなくなり、今後は落ち着いていくと思われます。

しかし、輸入ポークの高値からウデ、モモの需要が堅調に推移し、他部位にも影響が出始めています。外食需要も不透明なため、今後注意が必要です。

 

《牛肉》

輸入品(オーストラリア産 以下AU産)

現地の頭数、価格とも落ち着いてきています。ミンチ原料の高騰もひと段落した感じです。外貨との兼ね合い次第では、秋口に向け価格は軟化していくと思われます。

 

輸入品(アメリカ産 以下US産)

量販店の販売が不振なため、チャックアイロールなど荷動きは悪く、国内でチルド品が停滞気味、投げ物も出てきています。ロイン関係は、外食が動き出し消化が進んできています。ショートプレートも落ち着いていますが、今後中国の旧正月に向けた買い付け次第では変動があると思われます。

 

国産品

外食需要が活性化され、牛ヒレの需要が増えてきています。交雑、ホルスは、輸入品の代替需要が多く順調に消化されています。内食需要は節約感もありしばらくは低迷すると思われますが、ホテル、旅館、外食の今後の回復次第では品薄高値が予想されます。

 

8月国内主要牛肉部位 相場状況

(凍・・・冷凍,チ・・・チルド)

・チ/凍 US産 リブ・テンダーロイン・・・強含み

・チ/凍 AU産 サーロイン・・・強含み

・チ/凍 AU産/ヒレ・・・強含み

・チ/凍 US産/AU産肩ロース全般・・・強含み

・チ/  US産/AU産バラ全般・・・強含み

・チ    US/AU産モモ・・・強含み

・チ/  US産/AU産ハラミ・・・強含み

・チ/  US/AU産タン・・・強含み

 

《鶏肉》

輸入品(ブラジル産/タイ産)

ブラジルの現地価格は、世界的な安定した需要と、韓国の関税一時撤廃等を受け、変わらず強含みの情勢ですが、日本国内は全体的に高値疲れで、海外と温度差があります。国内在庫も少ないですが、積極的に仕入しづらい状況なので、相場が下がることはあまり望めないと思われます。

 

国産品

猛暑による増体不足や熱死による数量減少はあるものの、生産量は概ね安定しています。牛・豚や輸入鶏肉の値上がりで小売市場は堅調。需要期のムネ・ササミは特に強いです。モモ肉はチルドの荷動きは不調ですが、年末在庫確保の動きが進み、冷凍品は品薄です。極端な相場上昇はないものの、ジリ上げが続くと予想されます。

 

■農産

《野菜》

中国産

主要生産地の山東省では、7月に入ってから雨が多くなり気温が上がらないので、野菜の生育が悪いようです。現地の市場価格も上がっています。

インゲンの生産は終了しましたが、干ばつの影響などで原料価格は20%上昇しています。

揚げナスは、7月中旬から本格的な収穫と生産が始まりました。原料価格は下がりましたが、食用油の高騰で製品価格はやや上がる見込みです。

枝豆は(主に福建省)6月頃に収穫が終了しましたが、長雨の影響で品質・歩留まりがかなり悪いようです。栽培面積も40%減少しています。

玉ねぎは、栽培面積が15%減少しています。日本からの需要は旺盛ですが、日本向けは農薬の基準が厳しいので、農民が生産を避けるようになってきています。韓国からの需要も伸びているので、価格が上がり続けています。

 

油脂原料

アメリカ・シカゴの大豆相場は、順調な生育進捗と、米国をはじめとする主要国の利上げによる世界的な景気後退の懸念から大きく値を下げました。ですが、その後生産地の高温・乾燥予報を受けて、再び値を上げています。カナダ・ICEの菜種相場も、大豆と似たような傾向にあります。カナダや豪州産の生育が好調なことと、世界的な景気後退の懸念で大きく値を下げました。ただしヒマワリ油の代替になるので、ウクライナ情勢の影響は大豆よりも受けやすいです。

既にご案内済と思いますが、今月は国内油脂メーカー各社で大幅な値上げがあります。記載した通り大豆・菜種どちらも直近1ヶ月で大きく値崩れしていますが、先行き不透明な状況は変わらないので、メーカーもしばらくは様子見というところでしょう。製品価格への反映(値下げ)もまだ難しそうですが、菜種関連の上昇はここで止まりそうです。

 

 

 

■おすすめ

JFSA和惣菜シリーズ

ごはんのおかず、おつまみにも!

 

※写真はイメージです。

JFSA いんげんの焙煎ごま和え 〈500g-14個〉 [冷凍]

いんげん・人参を彩り良く、鰹と昆布の合わせだしで下味をつけた焙煎した胡麻で和えました。

 

※写真はイメージです。

JFSA おくらの焙煎ごま和え 〈500g-14個〉 [冷凍]

粉末ごま油を使用してごまの甘みと香りを、鰹・昆布出し汁を使用して出し汁感を際立たせました。

 

※写真はイメージです。

JFSA 揚げ茄子の味噌和え 〈500g-14個〉

一口サイズにカットした揚げ茄子を甘口の特製味噌ダレと和えました。少し濃いめで、後を引く味わいが特徴です。

 

※写真はイメージです。

JFSA 揚げ茄子といんげんの生姜餡 〈500g-14個〉 [冷凍]

素揚げした茄子に彩りの良いいんげんを加え、生姜を効かせさっぱりとした餡をかけました。

 

※写真はイメージです。

JFSA 蒸し茄子のとろみ餡かけ 〈500g-20個〉 [冷凍]

皮むきされた柔らかい茄子を、鰹と昆布の風味豊かなタレで上品な和風餡かけに仕上げました。

 

 

掲載商品については各営業担当までお問い合わせください

 

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